説明
もう1つのシン・クア・ノン!ブドウが自根で生育している貴重な畑
毎年違う名前、ボトルデザインという奇抜なアイディアながら、毎年満点かそれに近い得点をとり続ける奇跡のカルト・ワインがシン・クア・ノン。そのシン・クア・ノンを率いるマンフレッド・クランクル氏が立ち上げた別プロジェクト、The Third Twinが入荷しましたのでご紹介致します。毎年わずか400ケースが生産されるだけです。
これはマンフレッド夫妻が2000年に購入したLos Alamos(サンタバーバラの北方で、シン・クア・ノンの旗艦でもあるEleven Confessions Vineyardからもほど近い場所)の新しい畑からの赤で、Sine Qua NonではなくThe Third Twinと名付けられてリリースしました。ワイン名のNuestra Senora Del Tercer Gemeloは「第3の双子の聖母」という意味のスペイン語です。The Third Twinの畑は砂質土壌で、砂質土壌にはブドウの樹の害虫であるフィロキセラが生存できないため、ブドウが自根で生育している貴重な畑です。
パーカーポイントはデビューヴィンテージの2016年が99+点、2017年と2018年が98+点、この2019年は97-99点となっています。
WA誌のコメント(97-99点) 「2019年のこのワインは、すべてザ・サード・ツイン・エステート・ヴィンヤードからのブドウで、グルナッシュ 33%、シラー 23.5%、ムールヴェードル 19%、プティ・シラー 19%、グラシアーノ 4%、マスカット 1.5% で構成されている。「赤ワインに入れるのはヴィオニエよりもマスカットが好きだね」とマンフレッド・クランクルは情熱的に語り、私も同意せざるを得ない。このバレルサンプルは極上のアロマティックな純度の高さと複雑さを持ち、まるでサウンドボリュームが上がりカメラのフォーカスが合った瞬間のような気分になる。グラスの中では数時間にわたって絶え間ない上昇と多層的なアロマを誇っている。ブルーベリーとブラックベリーのジャム、タール、コーヒー豆、タイム、植物的な香りに加えて、花のニュアンスがたくさんある。フルボディでありながら軽やかで、濃縮された果実味は豊富で非常に繊細なタンニンと継ぎ目のない酸味に囲まれ、忘れられないほど長い余韻がある。全房比率19%で、13%のフレンチオークの新樽で約33ヶ月熟成し、約1年半樽で熟成させた後に大部分はセメントタンクに移された。2022年5月24日、ボトリング直前(2022年6月)にテイスティング。2023年春に440ケースが発売。 |
ラベル、キャップ、液面(コルク下2.0センチ)の状態は良好です。