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The Third Twin [2019] Graciano

$342.99

ザ・サード・ツイン [2019] グラシアーノ

WA97-99点!リオハ原産の気難しいグラシアーノ種からできた世界最高レベルのワイン!

在庫2個

商品コード: 230120-2b カテゴリー: , , タグ:

説明

リオハで使われる希少品種グラシアーノで奇跡のワインを造ったクランクル!

グラシアーノと言うブドウ品種をご存知でしょうか。主にスペインのリオハで栽培されている黒ブドウです。長期熟成向けのレセルヴァやグラン・レセルヴァ級の高級なリオハに補助的に使用されています。豊かな酸とアロマに富んでおり、メインで使われるテンプラニーリョに不足する要素を補う目的でブレンドされます。しかし歴史的にはあくまでも補助品種にとどまっていました。その理由はグラシアーノのが極めて気難しく、栽培に手間がかかり、希少で高価だからです。グラシアーノの出来は気候に大きく左右され歩留まりが悪いため、多くのブドウ農家からは敬遠されてきました。

そんなグラシアーノに注目して、カリフォルニアで造ってやろうと考えたのがシン・クア・ノンの総帥マンフレッド・クランクルです。彼は2010年に手に入れたロス・アラモスにある砂土壌の畑にグラシアーノを植え、この栽培が難しいが大きなポテンシャルを持つブドウで世界レベルのワインを造造ろうと目論んでいたのです。クランクルは0.53ヘクタールだけにグラシアーノを植えました。これは年産6000本と言われるロマネ・コンティの畑(1.84ヘクタール)の3分の1以下の広さでしかなく、本数で900本ほどです。

2014年がファーストヴィンテージで、2019年は6番目のヴィンテージとなりますが、その結果は下のワイン・アドヴォケイト誌のポイントを見れば明らかなように、クランクルの目論見通り、これまで誰も造ったことがない桁違いのグラシアーノを生み出すことに成功しました。大成功と言っても良いでしょう。

非常に惜しむらくはあまりにも畑が小さいため、毎年わずか60ケースくらいしか取れないことです。2019年は74ケースしかありません。

 

ザ・サード・ツイン

これはマンフレッド夫妻が2000年に購入したLos Alamos(サンタバーバラの北方で、シン・クア・ノンの旗艦でもあるEleven Confessions Vineyardからもほど近い場所)の新しい畑からの赤で、Sine Qua NonではなくThe Third Twinと名付けられてリリースされています。ワインはシン・クア・ノンお得意のローヌ系品種のブレンドであるNuestra Senora Del Tercer Gemelo「第3の双子の聖母」とこのグラシアーノの2種類だけをリリースしてます。The Third Twinの畑は砂質土壌で、砂質土壌にはブドウの樹の害虫であるフィロキセラが生存できないため、ブドウが自根で生育できる貴重な畑です。

WA誌のコメント(97-99点)
「スペインの品種であるグラシアーノはカリフォルニアでは比較的珍しい品種であり、この2019年グラシアーノは、2011年にサード・ツイン・エステート・ヴィンヤードの純粋な砂地に植えられたわずか 1.33 エーカーから造られている。2022年5月24日にテイスティングした時はまだ樽の中で、その後まもなく2022年6 月に瓶詰めされる予定だ。
もし典型的なカリフォルニアのグラシアーノというものがあるとすれば、この2019年はまさにそれに当たるだろう。快楽主義的フルーツとスパイスの万華鏡だ。少量のプティ・シラーとシラーをブレンドし、全房比率32%で造られ、フレンチオークの新樽57%で約32か月熟成された。不透明な紫黒色で、ボイズンベリーとブルーベリー、スミレ、コーヒー豆、タール、セージ、タイムの香りが爆発し、グラスの中で空気に触れるにつれて絶えず変化する。ジューシーな酸味とシルキーなテクスチャーのおかげで、味わいは凝縮感と極上の軽さという珍しい組み合わせを提供し、非常に持続性のある多層的フィニッシュを誇っている。「グラシアーノはグルナッシュに近い気がする」とクランクルは言う。「熟すのが遅くて、よく熟していないと全然面白くない。でも、遅く収穫しても酸味がいい」。2023年春に74ケースのみ発売予定」

 

ラベル、キャップ、液面(コルク下2.0センチ)の状態は良好です。

追加情報

重さ 1 kg