説明
ドメーヌ・デュ・パヴィヨン
ドメーヌ・デュ・パヴィヨンはこのポマールの単独所有畑「クロ・デ・ユルスリーヌ」の中央に居を構えています。ここでは、コート・ド・ボーヌ産赤ワインの醸造・熟成が行われ、800樽の貯蔵が出来るポマール最大級の地下セラーを所有していることでも知られています。
ドメーヌ・デュ・パヴィヨンは、ムルソー、ヴォルネイ、ポマール、ボーヌ、アロース・コルトンに計17ha以上の畑を所有しています。ポマール村の中心に位置するこの「クロ・デ・ユルスリーヌ」(4ヘクタール)とコルトンにある「クロ・デ・マレショード」はモノポール(単独所有畑)で、「コルトン・グラン・クリュ・クロ・デ・マレショード」はドメーヌのフラッグシップワインとなっています。
ドメーヌ・デュ・パヴィヨンは、1993年にアルベール・ビショーの所有となっています。
ポマール (マット・クレーマー著「ブルゴーニュワインがわかる」より) 「ポマールのワインに期待していいものとはなんだろう。まず長命なワインというところか。どれも頑丈でないにせよ、ポマールの多くは長生きする骨格をもち、花ひらくのに10年、いや15年かかることもある。ピノ・ノアールの”ブリュット”と言ってよく、こってりと濃密で、あけひろげである。熟成したポマールが食卓で無類のワインとなるひとときがある。狩りの獲物に合うとはよくいわれるが、そのとおりである。すぐれたポマールからはまぎれもないテロワールの風味がふんだんに匂いたち、シャベルで掘りかえしたかと思うほどだからだ」 |
ラベル、キャップ、液面(コルク下0.3センチ)の状態は良好です。