説明
ピュリニーの王座を争う隠れた名ドメーヌ「ポール・ペルノ」
ポール・ペルノは疑いようもないピュリニの5本の指に入る生産者です。そのワインは絶妙なデリカシーがあり、熟成に耐える構造がありながらバランスが取れています。生産量の60%はネゴシアンに売ってしまいますが、最高の果実だけを自分らでボトリングしています。
現在、畑と醸造所の仕事はポールの二人の子供、ミシェルとポールJr.そしてミシェルの娘アルヴィナ、Jr.の息子フィリップが担っています。ミシェルがワイナリーの仕事を、Jr.とフィリップが畑の仕事を、アルヴィナは総務を担当しています。ドメーヌでは過去40年に渡り、ほとんど手法を変えることなく伝統的なアプローチでワインを造っています。
ポマール (マット・クレーマー著「ブルゴーニュワインがわかる」より) 「ポマールのワインに期待していいものとはなんだろう。まず長命なワインというところか。どれも頑丈でないにせよ、ポマールの多くは長生きする骨格をもち、花ひらくのに10年、いや15年かかることもある。ピノ・ノアールの”ブリュット”と言ってよく、こってりと濃密で、あけひろげである。熟成したポマールが食卓で無類のワインとなるひとときがある。狩りの獲物に合うとはよくいわれるが、そのとおりである。すぐれたポマールからはまぎれもないテロワールの風味がふんだんに匂いたち、シャベルで掘りかえしたかと思うほどだからだ」 |
ラベル、キャップ、液面(コルク下0.7センチ)の状態は良好です。