説明
ヴァンサン・ジラルダン
ドメーヌ側の畑は、2008年で12ha程所有しています。ネゴシアンとはエチケットが異なっていますが、二つのワインのコンセプトは同等の物です。
あのロバート・パーカーが「ブルゴーニュの赤を愛するのであれば、のんびりと歩いている場合ではない。 走ってワイン商のもとに駆けつけ、この目のくらむばかりのジラルダンのワインを購入しよう」と絶賛する造り手です。
ジラルダン氏は、すでにブルゴーニュの若手の有望株というだけにとどまらず、ブルゴーニュワイン造りの伝統を守り、なおかつ「これぞジラルダンの味」と飲む人すべてをうならせる不思議な魅力のあるワインを生み出す造り手としてブルゴーニュでも知られた存在です。
常により高い品質を求めるジラルダン氏は、新たに畑を増やし多種多様なワインを造りを実践し、新しい設備投資を行ない、常に革新的であり続けています。
ヴァンサン・ジラルダン(パーカー著「ワインバイヤーズガイド」より) 「私はこれほど手頃な価格で、幅広く傑出したワインを届けることの出来るブルゴーニュの生産者やネゴシアンをほかに知らない。 ジラルダンはまた、ジュヴレ=シャンベルタンのベルナール・デュガと同じように、自分のワインの品質をさらによくするために熱心に働いている。しかも、ジラルダンと妻のヴェロニクは非常に若いので、私たちは、このドメーヌとネゴシアンがつくり出す崇高なワインを、あと何年にもわたって楽しみにすることができる。 もし読者がブルゴーニュの赤を愛するのであれば、のんびりと歩いている場合ではない。走ってワイン商のもとに駆けつけ、この目のくらむばかりのワインを購入しよう」 |
クロ・サン・ドニ
クロ・サン・ドニはモレ・サン・ドニ村にある5つの特級畑のひとつです。
- クロ・ド・ラ・ロシュ(Clos de la Roche)
- クロ・サン・ドニ(Clos Saint-Denis)
- クロ・ド・タール(Clos de Tart)
- クロ・デ・ランブレ(Clos des Lambrays)
- ボンヌ・マール(Bonnes-Mares)
北から Clos de la Roche、 Clos Saint-Denis、Clos des Lambrays、Clos de Tart, その南に Bonnes-Mares があります。
畑の広さはシャンボール・ミュジニー村にまたがるボンヌ・マールを除けば、モレ・サン・ドニ村では最小です。4つのリュー・ディ(小区画)から構成され、ボディのふくよかさではクロ・ド・ラ・ロシュに軍配が上がりますが、クロ・サン・ドニは11世紀にヴェルジの司教座聖堂参事会が造った区画です。その特徴である滑らかさと高い洗練性が飲み手を引きつけます。他の優良な生産者にはデュジャック、ジョルジュ・リニエ、ポンソがいます。
ラベル、キャップ、液面(コルク下0.6センチ)の状態は良好です。