説明
カリフォルニアが誇る1990年代屈指の好ヴィンテージ1994年
1979年がファースト・ヴィンテージのオーパス・ワン。ムートンのバロン・フィリップとロバート・モンダヴィのジョイント・ベンチャーとして誕生し、当時としては例外的に最初から高価なプレミアムワインの生産を目指しました。デビュー以降、1996年までは安定した評価を勝ち取り、カリフォルニアのワイン産業に高級ワインという新ジャンルを定着させた大立役者となりました。
しかし1997年以降、オーパス・ワンは不調に陥ります。フランス風の造りをするのか、カリフォルニア流でいくのか、社内でワイン造りの方向性に衝突があった時期です。
さらに映画「モンドヴィーノ」にも描かれたモンダヴィ社の南仏への進出失敗により、モンダヴィ家内で経営方針を巡って父と子の対立が顕著となりました。
そして2004年にはついにモンダヴィ家はロバート・モンダヴィ社の株式をコンステレーションズ・ブランズに売り渡し、ロバート・モンダヴィ・ワイナリーともオーパス・ワンとも縁が切れてしまいます。
1994年はカリフォルニア・カベルネでは1990年代屈指の好ヴィンテージです。
| パーカーのコメント（92点） 「これはOpus Oneの印象的な労作だ。95%カベルネ・ソーヴィニヨン、2%カベルネ・フラン、2%メルロー、1%マルベックをブレンドしたワインは、濃いルビー／紫色をして、その後はふんだんな鉛筆、焦がしたオーク、スミレ、ブラックカラントの複雑な香りがある。口の中では、美しい質感、柔らかく、気前が良く、低酸で、フルボディの豊かさ、そして驚くほどバランスが良く、リッチで強烈なフィニッシュがある。フレンチオークの 新樽で18か月熟成した影響で、ワインに優れた輪郭を与えるだけでなく、微妙なオーク香がする。ワインの柔らかさと寛容さのため、現在だけでなく今後18〜20年間も飲めるであろう」 |
ラベル、キャップ、液面（コルク下0.8センチ）の状態は良好です。
【参考】楽天最安値 ￥86,100（2023/7/4）
