説明
毎年違う名前、ボトルデザインという奇抜なアイディアながら、毎年満点かそれに近い得点をとり続ける奇跡のカルト・ワインがシン・クア・ノン。そのシン・クア・ノンを率いるマンフレッド・クランクル氏が立ち上げた別プロジェクト、Next of Kynがついに入荷して参りました!
2007年がデビューヴィンテージで、そのワインに「No.1」と名前をつけ、毎年番号が上がっていくことになっています。2017年ヴィンテージは「No.11」です。ただしラベルデザインやボトル形状は毎年同じでシン・クア・ノンよりも保守的な指向です。
所有するCumulus Vineyard産のシラーを中心に、グルナッシュやルーサンヌなどをブレンドして造られます。
生産量はシン・クア・ノンよりもさらに少ない毎年125-400ケースほどしなかく、もちろん入手は至難の業です。米国内市場価格はシン・クア・ノンを上回っています。
2017年のパーカーポイントは97+点。ちなみに2015年は99点、2016年が98-100点となっています。
パーカーのコメント(97+点) ネクスト・オブ・キンはエレーヌ&マンフレッド・クランクル夫妻(シン・クア・ノンのオーナー兼クリエーター)によるブランドで、オークヴィルにある彼らのホームグラウンドであるコムラス・ヴィンヤードからのブドウだけで造られている。 この2017年ヴィンテージは48%シラー、24.8%グルナッシュ、10.6%プティ・シラー、12.7%ムールヴェードル、1.7%ルーサンヌ、2.2%プティ・マンサンのブレンドで、全房率23%となっている。68%新樽のフレンチオークの小樽で32ヶ月間熟成された。 深いガーネット色のこのワインは香水、刺激的なシナモンスティック、ポプリ、土っぽさ、鉛筆の削りかすなどがグラスから跳ね回るように現れ、野生のブルーベリー、モレノチェリー、焼いたブラックプラムとマルベリーにお香のヒントなども加わったコア部分が浮き彫りとなる。 フルボディで、味わいは官能的でエレガント、すっきりとした酸と素晴らしく滑らかなビロードのようなタンニンと相まって今すぐにでも飲みたくなる。フィニッシュではエキゾチックなスパイスとピュアなリコリスが多層的に現れる。際だった美酒。380ケースとマグナム218本が造られた。 |
ラベル、キャップ、液面(コルク下1.5センチ)の状態は良好です。