説明
毎年違う名前とボトルデザインという奇抜なアイディアながら、毎年満点かそれに近い得点をとり続ける奇跡のカルト・ワインがシン・クア・ノン。そのシン・クア・ノンを率いるマンフレッド・クランクル氏が立ち上げた別プロジェクト、Next of Kynの最新ヴィンテージです。
2007年がデビューヴィンテージで、そのワインに「No.1」と名前をつけ、毎年番号が上がっていくことになっています。2019年ヴィンテージは「No.13」です。ただしラベルデザインやボトル形状は毎年同じでシン・クア・ノンよりも保守的な指向です。
所有するCumulus Vineyard産のシラー、グルナッシュ、ムールヴェードルなどをブレンドして造られます。生産量はシン・クア・ノンよりもさらに少ない毎年125-400ケースほどしなかく、もちろん入手は至難の業です。
WA誌のコメント(99点) まだバレル内のこのワインはさらにシラー比率が小さくなった。29%グルナッシュ、29%ムールヴェードル、24.5%シラー、8%トゥーリガ・ナシオナル、7.5%プティ・シラー、2%プティ・マンセンの構成である。22%全房発酵で、62%フレンチオークの新樽で32ヶ月間熟成された。グラスに注ぐと深いルビー/紫色でそのコアにはブラックベリージャムとモレロチェリーがあり、スミレとローム層土のニュアンスがゆっくりと開いてくる。フルボディで凝縮しており、極めて細かいタンニンとジューシーな酸がバランスした表現力を持ち、恐ろしいほどの余韻の長さとふんだんな花の香りがある。ごく最近ボトリングされたにもかかわらずファンタスティックだ(ボトリングは2022年5月11日、私の試飲は2022年5月24日)。369ケースと222本のマグナムが生産され、リリースは2022年の秋の予定だ。トゥーリガ・ナシオナル1本を含む4本セットで販売される。 |
デビュー以来毎年シン・クア・ノンと肩を並べる得点を献上され、米国内市場価格はシン・クア・ノンを上回っています。
ラベル、キャップ、液面(コルク下1.2センチ)の状態は良好です。