説明
フレデリック・マニャン
フレデリック・マニャンは、フランスはもとよりヨーロッパやアメリカにおいて注目を集めるスター生産者の1人で、そのワインは豊かな果実味と力強い酸とタンニン、驚異的な余韻の長さを誇っています。
モレ・サン・ドニで先祖代々ドメーヌを持つマニャン家の5代目フレデリック・マニャン氏は、17歳から父のドメーヌ『ドメーヌ・ミシェル・マニャン』の畑やカーブを手伝い、ボーヌでワイン醸造学を学びました。
その後海外に目を向け、オーストラリア、またカリフォルニアのカレラなどでワイン醸造の経験を積み、フランスに戻ってさらにディジョンの大学で学びました。そして理想のワイン作りにすべての情熱を注ぐため、1995年に自分のブランド『フレデリック・マニャン』を立ち上げました。
世界各地でワイン作りを学んだ彼が導き出したのは『ワイン作りは自然の流れとあるべきだ』という強い信念でした。彼は月暦をチェックしながらブドウの栽培、収穫、醸造を行います。その思いはワインのラベルに描かれている太陽と月に込められています。
もちろんノンフィルターで瓶詰めされ、カリフォルニアのカレラと同様にワインへのストレスを避けるために重力を利用するグラヴィティ・システムで破砕、圧搾、発酵まで行います。酸化防止剤も極力使用しません。
さらに、樽はすべてフランソワ・フレール社の最高級の特注樽です。フランソワ・フレール社の最上の樽は、世界中の作り手が喉から手が出るほど欲しがっているものですが、生産量が極めて少なく、この樽を100%使っている生産者はDRC、ルロワ、コントラフォンの3社だけです。フレデリック・マニャンは「自分がこの樽を使えば、御社の樽は今までよりもずっと売れるようになる」と口説き落として入手ルートを開拓したそうです。
ラベルの下部(通常はインポーターの名前が記載されている場所)がカットされています。キャップ、液面(コルク下1.6センチ)の状態は良好です。