説明
まだデビューして4年目の新しいワイナリーですが、すでにアメリカではカルトワインの仲間入り。それもそのはず。シン・クア・ノンのマンフレッド・クランクル氏の息子が中心となって、シン・クア・ノンの畑のブドウとテクノロジーで造ったのですから当然でしょう。こちらはシャルドネが主体の辛口の白ワインです。シン・クア・ノン系でシャルドネがメインのワインはとても珍しく、これまで唯一作られたシャルドネ100%のSine Qua Non 2012年Chardonnay Pearl Clutcherは今では1本2000ドルもの価格で取引される超レアアイテムです。
入荷は2023年4月頃を予定しています。
ワイン・アドヴォケイト誌のコメント(94-97点)
「まだバレルの中にあるこのワインはサンタ・バーバラ・カウンティにあるサンフォード&ベネディクトとビエン・ナシードの畑のブドウから造られている。80%シャルドネ、12%ルーサンヌ、8%マルサンヌのブレンドで、一部のシャルドネは1973年に植えられたビエン・ナシード畑のW Blockからのもので、このブドウ樹は2020年の収穫後に抜かれてしまったのでこのワインがこの古樹最後のワインということになる。
91%のフレンチオークの新樽(加えて9%の1-2年使用された古樽が使われた)で21ヶ月間熟成された。
香りはアプリコット、タンジェリン、タラゴンのアロマが多層的で、パイ生地や焼き菓子用スパイスのニュアンスもある。ミディアムボディの味わいで、信じられないほど凝縮して香り高く、美味な果実は爆発するかのようなジューシーな酸とかすかなグラファイトによってバランスが取れており、フィニッシュは非常に長く多層的だ。
このバレルサンプルの試飲日は2022年5月24日で、ボトリングは2022年7月予定、288ケースの生産」
フィンガーズ・クロスド
カリフォルニアの最上のシラー、グルナッシュの造り手シン・クア・ノンを率いるマンフレッド・クランクル氏の息子ニコラス・クランクル氏が中心になって2017年ヴィンテージから始まった「FAETHM」(ファゾム)。シン・クア・ノンの優良畑のブドウを惜しげもなく使い、シン・クア・ノン流のテクノロジーで造り上げたワインはパーカーからグルナッシュに96点が献上されるなどいきなり高得点をゲット。造っているワインはシラー、グルナッシュ、辛口の白、そして2020年からのロゼです。
なお、デビュー・ヴィンテージではFAETHMがワイナリー名で、ワイン名がFingers Crossedでしたが、2年目よりワイナリー名をFingers Crossedに変更しました。
予約販売です。当社入荷は2023年4月頃を予定しています。