説明
まだデビューして3年目の新しいワイナリーですが、すでにアメリカではカルトワインの仲間入り。それもそのはず。シン・クア・ノンのマンフレッド・クランクル氏の息子が中心となって、シン・クア・ノンの畑のブドウとテクノロジーで造ったのですから当然でしょう。入荷は2022年4月頃を予定しています。
ワイン・アドヴォケイト誌のコメント(96点)
「このワインは94%シラー、3%ムールヴェードル、3%ルーサンヌのブレンドで、ビエン・ナシード、セバスティアーノ、ザ・サード・ツィン、クムラスの各畑からのブドウを使用している。25%全房を用い、70%新樽のフレンチオークで20ヶ月間熟成された。ボトリングは2021年7月だ。深い紫/黒色のカラーを楽しむと、焼いたブルーベリー、ブラックチェリーのコンポート、ダークチョコレート、スミレなどの爆発するかのような香り出てきて、胡椒の効いたサラミ、グラファイト、アニスシードのヒントも感じる。フルボディで果実味がたっぷりあって豪華、はっきりとわかる若くて黒いフルーツが飛び出して活気があり、花やスパイスが弾けるような長いフィニッシュがもたらされる。257ケースの生産」
フィンガー・クロスド
カリフォルニアの最上のシラー、グルナッシュの造り手、シン・クア・ノンを率いるマンフレッド・クランクル氏の息子ニコラス・クランクル氏が中心になって2017年ヴィンテージから始まった「FAETHM」(ファゾム)。シン・クア・ノンの優良畑のブドウを惜しげもなく使い、シン・クア・ノン流のテクノロジーで造り上げたワインはパーカーからグルナッシュに96点が献上されるなどいきなり高得点をゲット。造っているワインはシラー、グルナッシュ、辛口の白の3種のみです。
なお、デビュー・ヴィンテージではFAETHMがワイナリー名で、ワイン名がFinger Crossedでしたが、2年目よりワイナリー名をFinger Crossedに変更しました。