説明
まだデビューして3年目の新しいワイナリーですが、すでにアメリカではカルトワインの仲間入り。それもそのはず。シン・クア・ノンのマンフレッド・クランクル氏の息子が中心となって、シン・クア・ノンの畑のブドウとテクノロジーで造ったのですから当然でしょう。
ワイン・アドヴォケイト誌のコメント(95点)
「76%グルナッシュ、13%ムールヴェードル、11%シラーのブレンドで、フルーツの供給元はザ・サード・ツィン、ヴォーゲルサング、ビエン・ナシード、セバスティアーノの畑である。29%全房発酵で、80%新樽のフレンチオークで20ヶ月間熟成され、2021年7月にボトリングされた。深い紫/黒色で、レッドカラントのゼリー、ブラックラズベリー、ブラックベリー、ローズオイルなどが美しく香り、砕いたブラックペッパー、香気のある土、乾燥させたプロヴァンスのハーブとラベンダーのヒントが続く。フルボディで、張り詰めたようにきつく巻かれた赤と黒のベリーのフレーバーから感じるエネルギーとフレッシュさが印象的で、ソフトできめの細かい質感と長く香り高いフィニッシュがある。381ケースの生産。」
フィンガー・クロスド
カリフォルニアの最上のシラー、グルナッシュの造り手、シン・クア・ノンを率いるマンフレッド・クランクル氏の息子ニコラス・クランクル氏が中心になって2017年ヴィンテージから始まった「FAETHM」(ファゾム)。シン・クア・ノンの優良畑のブドウを惜しげもなく使い、シン・クア・ノン流のテクノロジーで造り上げたワインはパーカーからグルナッシュに96点が献上されるなどいきなり高得点をゲット。造っているワインはシラー、グルナッシュ、辛口の白の3種のみです。
なお、デビュー・ヴィンテージではFAETHMがワイナリー名で、ワイン名がFinger Crossedでしたが、2年目よりワイナリー名をFinger Crossedに変更しました。
ラベル、キャップ、液面(コルク下1.2センチ)の状態は良好です。