説明
このルイ・ジャドのバッカス(ギリシャ神話に出てくる酒の神)が描かれたラベルを一度は見たことがあるでしょう。設立は1859年という歴史と伝統あるブルゴーニュで、最も尊敬されているネゴシアン謙ドメーヌです。ロバート・パーカーは彼のことを「ブルゴーニュ最良のネゴシアンである」と言っています。
しかしこのクロ・ヴージョはネゴシアンものではなく、ルイ・ジャドが自社所有する約2.8aの区画からのできたワインです。
クロ・ヴージョは50haの面積に80以上もの生産者がひしめくまさに玉石混交の特級畑ですが、ジャドが底部から中部にかけて所有する畑は元々クレール・ダユとシャンピーから譲り受けたもので、クロ・ヴージョの中でも屈指のワインを生み出す造り手として安定した評価を得ています。
パーカーのコメント(93+点)
「このワインは2009年ヴィンテージの中でも驚くほど磨き込まれた素晴らしいワインだ。熱波の年らしく素晴らしいレベルにまで抑えこまれたタンニンを考えると、最終的には2010年よりもよいワインになると証明されるであろう。この巨大でパワフルなクロ・ヴージョは赤いフルーツの層が現れ、爆発するかのようなフィニッシュを迎える。この2009年はリッチで丸く、素晴らしくセクシーで完璧なフィネスを持っている。バレル試飲の時は私はこのワインを過小評価してしまっていた。今日ではこれは輝くようなワインである。予想される飲み頃:2019-2039年」 |
ラベル、キャップ、液面(コルク下0.3センチ)の状態は良好です。