説明
双子の兄弟が目指したブルゴーニュ的ワイン
ベセル・ハイツは1977年にウィラメット・ヴァレーで設立されたオレゴンでも歴史あるワイナリーの1つです。
シアトル出身のテリーとテッドの双子のキャスティール兄弟が1977年にウィラメット・ヴァレー中心部、エオラヒルズの丘陵地に最適な土地を見つけ出しビノ・ノアールを植え始め、同時にワイナリーの建設も開始しました。ワイナリーが完成するまでの間、弟のテッドはUCデイヴィス校で栽培を学び、兄のテリーは国内外のワイナリーでワインメーキングについて学びました。そしてついに1984年に念願のワイナリーが完成したのです。
全てのワインにはロットごとに区分けした自社畑のプドウを使用
約30ヘクタールの自社畑は標高約200mの南向きにあり、土壌はジョリーとネキアの古い火山性粘土質が混在しています。当初からブルゴーニュの最上のワインを目指した二人は、土壌や地形が微妙に異なるロットを区分けし、低収量でそれぞれのロットごとにわずかな樽だけを仕込んだのです。開墾当初に植えた自根のブドウ樹は現在12ヘクタールまで広がり、そこから収穫されたプドウは単独畑用とリザーヴ用に振り分けられます。
ワイン・アドヴォケイト誌が99点を献上!
最新のワイン・アドヴォケイト誌で2021年ピノ・ノアール・キャスティールに99点が献上され、「ピノ・ノアールに期待するもの全てを持っている」と絶賛されました!ちなみに2019年ヴィンテージには98点が献上されており、パーフェクトに手がかかっています。
「キャスティール(Casteel)」のボトルはベテル・ハイツで唯一、畑や場所の名前ではなく、人名(つまり創業者の名前)が付けられたキュヴェです。これは各区画からできたワインの樽で、最も素晴らしい樽だけを選んでブレンドされた最上のキュヴェ、つまりポジティブ・セレクションのキュヴェなのです。
WA誌のコメント(99点) ミディアムボディの味わいは非常に濃縮されており、鉄のようなミネラルのキャラクターのタッチを伴いながら、深い井戸から果実が湧き出て来るかのようだ。パワフルだが粒子が非常に細かいタンニンと口の中を洗い流すような酸が弾け、非常に長いフィニッシュではもう一口飲みたいと思わせる。 このスリリングなピノ・ノアールは、ピノ・ノアールというブドウに期待するもの全てを提供してくれる。すなわち、魅力的な香水、スパイスと土の複雑な層、調和のとれた構造と素晴らしい余韻の長さだ」 |
ラベル、キャップ、液面(コルク下1.2センチ)の状態は良好です。