説明
2018年はプティ・シラー中心でとんでもないワインに!
毎年違う名前、ボトルデザインという奇抜なアイディアながら、毎年満点かそれに近い得点をとり続ける奇跡のカルト・ワインがシン・クア・ノン。そのシン・クア・ノンを率いるマンフレッド・クランクル氏が立ち上げた別プロジェクト、The Third Twinがほとんど奇跡的に入荷しましたのでご紹介致します。毎年400ケースほどの生産量しかありません。
これはマンフレッド夫妻が2000年に購入したLos Alamos(サンタバーバラの北方で、シン・クア・ノンの旗艦でもあるEleven Confessions Vineyardからもほど近い場所)の新しい畑からの赤で、Sine Qua NonではなくThe Third Twinと名付けられてリリースしました。ワイン名のNuestra Senora Del Tercer Gemeloは「第3の双子の聖母」という意味のスペイン語です。The Third Twinの畑は砂質土壌で、砂質土壌にはブドウの樹の害虫であるフィロキセラが生存できないため、ブドウが自根で生育している貴重な畑です。
デビューヴィンテージの2016年のパーカーポイントは99+点で、セカンドヴィンテージの2017年に続きサードヴィンテージ2018年も98+点が献上されました。
またワイン・アドヴォケイト誌で2013年から5年間レビューを書いていたジェブ・ダナック氏はこのワインに100点を献上しています。
パーカーのコメント(98+点) 「これはロス・アラモスにあるサード・ツイン・エステートからの3ヴィンテージ目の単一畑のキュヴェである。昨年はグルナッシュとムールヴェードル主体だったが、今年はプティ・シラーである。マンフレッド・クランクルは「常に初心を忘れないようにするだけ」と言っている。クランクルとエレーヌが2010年に購入したこの畑はやや暖かい地所である。土壌はほとんど純粋な砂で、シラー、プティ・シラー、ムールヴェードルが主に植えられ、グラシアーノがほんの少しある。2018年のブレンド比はプティ・シラー63%、ムールヴェードル11.5%、グラシアーノとヴィオニエが3.4%ずつで、全房比率28%である。42%フレンチオークの新樽で32ヶ月間熟成された後、2021年5月20日に瓶詰めされた。濃い紫/黒色で、焼いたブラックプラム、ブラックベリーパイ、ボイズンベリーなどのピュアな香りを楽しむには少々グラスをスワリングする必要がある。その後底流のフルーツケーキ、インドのスパイス、火のついていないシガー、砕いたブラックペッパーなどが現れる。フルボディの味わいで、フルーツの発電所のようでブラックベリージャムとエキゾチックなスパイスの層が弾け、堅く、熟したタンニンと素晴らしいフレッシュさが確かな縁取りとして出てくると、フィニッシュでは信じられないほどの永久性と純度の高さを感じる。この美しきモンスターは不滅のワインで、40年以上はセラーに入れておけるはずだ。449ケースの生産で、リリースは2022年春」 ジェブ・ダナックのコメント(100点) |
ラベル、キャップ、液面(コルク下1.5センチ)の状態は良好です。