説明
ブルゴーニュを開拓したシトー派修道院を起源に持つ名門!
シュロス・ゴベルスブルクは現存するオーストリア最古のワイナリーのひとつで、その起源はブルゴーニュで数々の銘醸畑を開墾してきたシトー派修道院にあります。フランスからオーストリアにやって来た彼らはカンプタール地方に1171年にはブドウ畑を所有していました。現在はヴァインフィアテルにあるシトー派ツヴァッテル修道院が所有していますが、1994年からワイナリー、ブドウ畑、果樹園、穀物畑、家畜等の全てをミヒャエル・モースブルッガー氏が60年リースで借り受けて運営しています。
シュロス・ゴベルスブルクの造るワインは国内外から高い評価を受けており、オーストリアのワイン専門誌ファルスタッフに2006年度ワインメイカー・オブ・ザ・イヤーにも選ばれており、この2019年にワイン・アドヴォケイト誌が99点を献上したのも納得できます。
オーストリアで最高のリースリングを生む「ハイリゲンシュタイン」畑!
ツェービング(Zobing)という村はオーストリアの首都ウィーン近郊、ニーダーエステライヒ(低地オーストリア)州にあり、同国に16あるDAC(原産地呼称)の一つカンプタル(Kamptal)DAC内にあります。オーストリアでも最大のワイン生産量を誇り、リースリング、グリューナー・フェルトリーナーの産地としても知られています。
そしてツェービングでも最高のリースリングの畑として有名なリード・ヘイリゲンシュタイン・1OTW。リード(Ried)は畑を意味し、1OTWはフランス風に言えば、グラン・クリュ(特級畑)を意味します。
2019年リースリング・ハイリゲンシュタインにはワイン・アドヴォケイト誌がワイナリーで過去最高となる99点を献上し、一気に注目を浴びました。
WA誌のコメント 99点 「ものすごく黄色に近いこのワインは、深く、非常に洗練され、繊細でありながら複雑なブーケが最初に感じられる。このワインは何も切り捨てておらず、そこにあるのは高貴さ、折り目正しさ、フィネスだけであり、完全に熟したエレガントな(ストーン)フルーツのアロマが絡み合っている。この特徴的な結晶質でサクサクしたハイリゲンシュタイン砂岩と紅茶のノートは、たまらなく魅力的で、ほとんど (ホワイト) ペッパーを思わせる。結晶化したかのような洗練して非常にエレガントな口当たりがあり、密度が高く、まろやかで、力強く、非常に複雑で、しっかりとした構造があり、非常に余韻の長いハイリゲンシュタインであるが、唯一の問題はほとんどの消費者がおそらくあまりにも早く飲んでしまうことだろう。 その理由は理解できるが、後の楽しみのためにできるだけ多くのボトルを取っておくことをお勧めしたい。これは偉大なハイリゲンシュタインで、2週間以上も安定した美味しさだった。アルコール度数は13.5%。2021年6月にワイナリーで試飲し、1か月後に自宅オフィスでも数日間に渡り試飲した」 |
ラベル、キャップ、液面(コルク下0.3センチ)の状態は良好です。