説明
ヴァロッサ・ヴァレーのレジェンド、クリス・リングランドがスペインで大成功!
クリス・リングランド氏はオーストラリアのワイン業界で知らない人はいない超有名人です。彼を一躍有名にしたのは1990年代に何度もパーカー満点を獲得したThree Rivers(1997年からはワイン名の使用差し止め訴訟によりChris Ringlandへ改称)のシラーズの連作。今ではオークションで軽く1000ドルを超える値段で取引される幻のシラーズです。
1990年代後半、フミーリャのポテンシャルを世界に知らしめる最高のワインを造ろうと集まったのがクリス・リングランド、フミーリャの代表的生産者ミゲル・ヒル、アメリカでワイン輸入を行うホルヘ・オルドネーズの3人でした。3人が数年かけて畑を選び抜き、実現したワインがエル・ニド(スペイン語で「巣」の意味)です。
エル・ニドのファースト・ヴィンテージの2002年がワイン・アドヴォケイト誌でいきなりの初登場96点を叩き出し、続く2003年も97点、そしてこの2004年はワイナリー史上最高の99点を獲得しました。
今やウニコ、ピングス、テルマンシア、レルミタといった最高峰スペインワインに匹敵する世界で最高のスペインワインの定評を得ています。かの有名なスペインの3つ星レストラン、サン・パウでもオンリストされています。古樹から採れる、完璧に成熟した最高のブドウのみを厳しい選果を経て使用する信念の下、フミーリャのポテンシャルが見事に表現され、3人の大志は成功を収めました。
ちなみにクリス・リングランドがスペインで関わったもう一つのワイナリー、アルト・モンカヨは2007年と2009年にパーカーから100点を献上されています。クリス・リングランドとスペインはとても相性がいいようです。フミーリャの荒涼とした砂漠のような気候はリングランドがオーストラリアで慣れ親しんだ得意な気候なのでしょう。
パーカーのコメント 99点 「ボデガ・エル・ニドをコンサルティングするワインメーカーは、ヴァロッサ・ヴァレーのレジェンド、クリス・リングランド氏だ。驚くべきことに2004年のエル・ニドは一層に優れたものとなっている。70%のカベルネ・ソーヴィニヨンと30%のモナストレルは他のラインアップと同じブドウ畑の最上質の場所から供給され、全く同じオークの扱いを受けている。 色は似ているが、その香りは焼いたパン、バニラ、森の地面、ブラックカラント、ブラックベリーリキュールの美しい香水のようだ。ワインはビロードのような質感、スパイシーなブラックフルーツの層、そして深みとバランスが素晴らしく、味わいのあるエレガントなワインとなっている。これは見事なまでのエレガンスとパワーの結合だ。3〜4年間はこの素晴らしいワインをセラーに入れ、次の10〜15年の間に飲むといいだろう」 |
ラベルにちいさなひっかき傷があります。キャップ、液面(コルク下0.5センチ)の状態は良好です。