説明
ヴォーヌ・ロマネ村きっての名門一族グロ家の血を引くドメーヌ
ミッシェル・グロ氏は、ブルゴーニュ伝説の造り手ジャン・グロ氏の兄で、ドメーヌと多くの畑を引き継いだ人物です。
グロ家4代目のルイが1963年に引退するとドメーヌは2つに分割されました。グロ・ペール・エ・フィス(A)とグロ・フレール・エ・スール(B)です。
グロ・ペール・エ・フィス(A)は1973年にさらにジャン・グロ [現在のミシェル・グロ(C)] とアンヌ・エ・フランソワ・グロ [現在はアンヌ・グロに改称(D)]に分割されました。さらにジャンの娘アンヌ・フランソワーズはリシュブールの畑を受け継ぐと自分のドメーヌであるアンヌ・フランソワーズ・グロ [A・F・グロ](E)を新たに設立しました。
まとめると現在のグロ家直系ドメーヌは以下の4つとなっています。
- グロ・フレール・エ・スール(B)
- ミシェル・グロ(C)
- アンヌ・エ・フランソワ・グロ → アンヌ・グロ(D)
- アンヌ・フランソワーズ・グロ(E)
ジャン・グロの本流を引き継いだミシェル・グロ
1995年まで父ジャンのドメーヌを管理してきたミシェルは、単一畑の クロ・デ・レア、ヴォーヌ・ロマネの1級畑、ニュイ・サンジョルジュの2区画、ヴォーヌ・ ロマネの2区画とACブルゴーニュの一区画を引き継ぐとミシェル・グロと改称して現在に至っています。
ミシェル・グロでは収穫は全て手摘みで行い、その場で選別されます。除梗して温度管理しながら発酵させます。発酵の前半は一日二回ルモンタージュ、後半はピジャージュを行います。
ラベル、キャップ、液面(コルク下0.3センチ)の状態は良好です。