説明
マルク・コランのモンラッシェ2000年は「神の雫」の第五の使徒捜しに登場!
「神の雫」でマッターホルンに例えられた第五の使徒として主人公の神咲雫が探し出してきたのがこのマルク・コランのモンラッシェ2000年でした!しかし第五の使徒の正体はライバル遠峰が持ってきたミシェル・コラン・ドレジェのシュヴェリエ・モンラッシェ2000年でした。
ロベール 「そのワインを表現してみろ」
雫 「素晴らしいミネラルはこのワインの特徴のひとつだけど
しかしそれは触れれば切れるような鋭いミネラルではなく
透明で磨き抜かれた水晶のような・・・・・
紛れもなく最高峰でありながら決して孤高ではない。
孤独や厳しさと戦うのではなく大勢の者たちの後押しによって初めて遂げられる偉業のように
唯一無二でありながら決して他のものを見下しはしないこの包容力 ―
答えはひとつしかない。
このワインはアルプス最高峰、モンブランだ」
しかし正解を出した遠峰も実はこのワインが第五の使徒のつもりでマッターホルンに持ち込み、山頂で飲んでいたのでした。作中では同時に別ルートで登頂を試みていた雫がブリザードの中でこのワインの香りを感じた(だから余計に間違えてしまった)、という設定になっています。
パーカーも絶賛した白の名手!
ロバート・パーカーはマルク・コランについて「マルク・コランのワインは、その本当のサイズを印象づけたりしない、どれもエレガントで、洗練された、りんかくのくっきりしたワインで、秀逸から傑出の凝縮味、豊かさ、熟し具合を持ち、表情豊かな一面もしばしば見られる」と述べています。
マルク・コラン(ロバート・パーカー著「ブルゴーニュ」より) 「マルク・コランは、コート・ドールの中でとりわけ才能に恵まれた人物で、低い物腰穏やかでおとなしい 人柄のかげには、そのワインを飲んでみないとわからぬ大才が潜んでいる。8.3haの畑を所有し、うち0.17haの名高い特級モンラッシェを含む。ここのモンラッシェはまさしくその雄名に恥じない出来だが、 ピークに達するまで8~10年かかることも珍しくない。 シャサーニュ・モンラッシェのレ・シャン・ガンとレ・カイユレ(後者のほうが骨組み強く長命)も秀逸。 ここのサン・トーバン・ラ・シャトニエールは品質からして超特価の白ワイン。またモンラッシェのすぐそばにあるサン・トーバン・アン・ルミイィは、気品のあるミネラリーな極上品。とはいえ多くの個人客は とっくにその存在に気づいているので、一般市場ではあまり見かけない。どのワインにも新樽5分の1を あてがい(モンラッシェだけは100%)、10~12ヶ月後に瓶詰めする。 極上のフィネスを持つ彼の白ワインを、フランスのいや世界中の有名レストランが喉から 手が出るほど欲しがるのがよく解る」」 |
ブルゴーニュ白の一大勢力、コラン一族
コラン一族は多くのドメーヌを運営しています。マルクの2人の息子達もそれぞれ「ピエール・イヴ・コラン・モレ」、「ドメーヌ・ジョセフ・コラン」を立ち上げています。またマルク・コランの従兄弟であるミシェルは「ミシェル・コラン・ドラジェ」、ミシェルの長男フィリップは「ドメーヌ・フィリップ・コラン」、次男ブリュノは「ドメーヌ・ブリュノ・コラン」を設立しています。いずれも白ワインを得意としており、コラン一族のドメーヌはブルゴーニュの一大勢力となっています。
ラベル、キャップ、液面(コルク下0.5センチ)の状態は良好です。