説明
エドシックと名のつくシャンパーニュには、赤いラベルで有名な「パイパー・エドシック」、「シャルル・エドシック」、そしてこの「エドシック・モノポール」と三つがありますが、実はこの三つは元々は一つのシャンパンハウスでした。
エドシック家の源流はフローレンス・ルイ・エドシックという人物が1777年にドイツのヴェストファーレン州からシャンパーニュ地方のランスに移り住み、1785年に三つのエドシックの基となるシャンパンハウスを設立したことによります。シャンパン史上でも4番目の古さを誇るシャンパンメゾンの誕生です。
しかし、フローレンスが死ぬと、3つの系統に分かれてしまいました。本家筋に当たるのがこの「モノポール」で、19世紀初頭プロシア皇帝のご用達ブランドであり、また多くの法院から唯一納入を認められたシャンパーニュとしても知られています。
現在は「エイドシック・モノポール」を始めとして、「ブランケン」、「ポメリー」といったシャンパーニュブランドを傘下に治めているヴランケン・モノポール社のメインブランドです。
ディアマン(ダイアモンド)のカットを思わせる特徴的なボトルのフラッグシップ
ヴランケングループにおいて30年の経歴を持つ熟練セラー・マスター、ドミニク・ピシャールが作り上げる、ダイヤモンドを意識した美しくシャープなボトルで、ブラックカラントや野イチゴのような赤い果実の豊かな芳香、シャルドネのフレッシュさを併せ持つ優雅で複雑な味、そしてクリーミーな泡立ちが特徴です。 琥珀の中に、ダイアモンドのような美しい泡が輝きます。
ワイン・スペクテーターのコメント(94点) 「Splendid(素晴らしい)。フレッシュ・ベリー、リンゴと並んで、マッシュルームやタフィー、コーヒーなどの熟成した要素とのコントラストが美しく、エレガントな構造を見せている。濃厚で、口の中を覆ってしまい、とても、とても長いフィニッシュがある。」 |
ラベル、キャップ、液面の状態は良好です。