説明
シャルトロン・エ・トレビュシェ
1859年にシャルとロン家がピュリニー村にドメーヌ・シャルトロンを創業しました。創業者の一人は、隣接するピュリニィ村の村長を務め、 在任中に村名をピュリニィからピュリニィ・モン ラッシェに変更した人物の子孫です。現在は5代目 のジャン・シャルトロン氏がピュリニィ・モンラ ッシェ村でドメーヌの事業に専念し ています。
そして1980年代にボーヌ市の政治家だったルイ・トレビュシェ氏がジャン・シャルトロン氏とともにネゴシアンのシャルトロン・エ・トレビュシュを設立しました。
ロバート・パーカーはがドメーヌに四つ星★★★★を、ネゴシアンにも三ツ星★★★を献上しており、また女性MWの先駆者セレナ・サトクリ フ女史は著書「ブルゴーニュ・ワイン」の中で 白ワイン造りのスペシャリストとして評しています。
ドメーヌ側の畑は、2008年で12ha程所有しています。ネゴシアンとはエチケットが異なっていますが、二つのワインのコンセプトは同等の物です。
クロ・サン・ドニ
クロ・サン・ドニはモレ・サン・ドニ村にある5つの特級畑のひとつです。
- クロ・ド・ラ・ロシュ(Clos de la Roche)
- クロ・サン・ドニ(Clos Saint-Denis)
- クロ・ド・タール(Clos de Tart)
- クロ・デ・ランブレ(Clos des Lambrays)
- ボンヌ・マール(Bonnes-Mares)
畑の広さはシャンボール・ミュジニー村にまたがるボンヌ・マールを除けば、モレ・サン・ドニ村では最小です。4つのリュー・ディ(小区画)から構成され、ボディのふくよかさではクロ・ド・ラ・ロシュに軍配が上がりますが、クロ・サン・ドニはその特徴である滑らかさと高い洗練性が飲み手を引きつけます。他の優良な生産者にはデュジャック、ジョルジュ・リニエ、ポンソがいます。
ラベル、キャップ、液面(コルク下2.8センチ)の状態は良好です。