Ch. Le Gay [2010] Pomerol

$269.99

シャトー・ル・ゲイ [2010] ポムロール

パーカー99点!長命で知られ10年以上の熟成でようやく実力発揮の飲み頃に!

在庫1個

商品コード: 230720-3 カテゴリー: タグ:

説明

新オーナーとミシェル・ロランによって見事な復活

シャトー・ル・ゲイはかつては、あのシャトー・ラフルールと同じギノードー家によって運営され、ラフルールの双子シャトーとして有名でした。その後所有者はペトリュスのオーナーで知られるジャン・ピエール・ムエックス氏に代わり、さらに2002年にはカトリーヌ・ペレ・ヴェルジェ女史に売却され現在に至っています。

1950年代までは伝説的なワインを数多く産出していたシャトーでしたが、その後は様々な生産、管理上の問題で品質は低迷し、偉大なテロワールを台無しにしていました。その後、ムエックス氏を経て、現オーナーのカトリーヌ・ペレ・ヴェルジェ女史が改革に注力し、2000年代以降はかつての輝きを取り戻しています。

2002年から所有者となったカトリーヌ・ペレ・ヴェルジェ女史はコンサルタントにミッシェル・ロラン氏を起用してル・ゲイのテロワールを最大限に引き出すことに注力し、この2010年で見事に結実させました。

ワインは極めてタニックで内向的で、その実力を発揮させるには10年以上かかるのが一般的。この2010年もようやく飲み頃にかかってきたヴィンテージです。

 

パーカーのコメント(99点)
 「2002年にこのシャトーを購入したカトリーヌ・ペレ・ヴェルジェ女史は。ル・ゲイ2010年でまたもや並外れたワインを造った。

わずか1,300ケースほどの生産で、ナチュラルなアルコール度数は13.5%、最終的なブレンドは90%メルローと10%カベルネ・フランだ。インクのような青/紫の色で、液状化した岩、ブルーベリー、ブラックベリー、トリュフの香りが特徴的で、かすかなオークの香りもある。極めてタニックで、フルボディで堅牢、男性的で内向的、豊富なミネラルとものすごい抽出度と強度を備えており、この2010年は少なくとも10年以上のセラー熟成が必要だ。30年以上は持ちこたえるに違いない」

 

シャトー・ル・ゲイ(ロバート・パーカー著 「ボルドー第4版」より)
「ル・ゲイには古木があり、1haあたり15~20hlと収量も少ないので、膨大な潜在能力のある畑だが、歴史的にみるとその出来栄えには一貫性がない。畑から採れる偉大な原材料も、古い、時には汚い樽のおかげで凡庸なワインに変わってしまう。1982年までル・ゲイのワインを収容していた古い樽は、ニワトリやアヒルの群れと同じ場所に置かれていたのである。数年前、ル・ゲイは品質を高めようとしていたラ・フルール、ペトリュスに畑の一部(メルローの古木が植わっていた区画)を売り渡した。当然のことながら、この売却に続くヴィンテージのル・ゲイは、がっかりさせられるものだった(すなわち1996年のことである)。

しかし、最近になってこのシャトーはようやく立ち直りつつあるようだ。とは言っても、1940年代や1950年代に生産していたような驚くべきワインを造ることはない。私は1950年、1948年、1947年、そして1945年のル・ゲイのマグナムを飲んだことがあるが、いずれも未だに最上級の品質を保っており、1950年、1947年、1945年は、完璧と言うものをもてあそんでいるかと思うほど素晴らしかった。抜け目のないポムロール愛好家ならル・ゲイの古いヴィンテージを探すべきだ。例えば1947年(1998年3月の採点で98点)と1950年(1998年4月の採点で94点)の2つは、賞賛せずにいられない。

ル・ゲイのワイン造りのスタイルから生まれるのは、力強くてリッチで、タニックな、時として重々しい、計り知れないワインだ。ある年にはがさつで、威圧的なワインになることがある一方、あるヴィンテージでは、ル・ゲイの力強さは熟した果実味、引き締まった酸、そしてタンニンと調和して、綺麗にバランスがとれていることもある。ただ、若いうちに味わうと、最も愛想のないポムロールである。タンニンの殻を脱ぎ捨てるには8年から10年、セラーでの貯蔵が必要だろう。やわらかく、飲みやすいクラレットが好きな人にとっては、おじけづかせるようなワインである。私は、新しい管理者たちが出す結果を待っている。彼らの手になる最初のヴィンテージは2003年だ」

 

ラベル、キャップ、液面(コルク下1.5センチ)の状態は良好です。

追加情報

重さ 1 kg