説明
狂気的なまでの収量制限で知られるミアーニから、パーカー98点を獲得したフラッグシップのカルヴァリとロッソ2011年の幻の赤2本セットです。
セット内容
- Miani Calvali Colli Orientali del Friuli 2006 1本 (パーカー98点)
- Miani Friuli Colli Orientali Rosso 2011 1本
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(1)Miani Calvali Colli Orientali del Friuli 2006
現在のミアーニのフラッグシップというにふさわしい「カルヴァリ」はイタリア品種のレフォスコというブドウから造られています。狂気的なまでの収量制限行うミアーニでは、この土着のマイナーな品種からパーカー98点のワインが生まれました。
パーカーのコメント(98点) 「このワインは勇壮さで知られるワイナリーにおいても、そびえ立つ作品である。 色が濃く、大柄で、男性的で、グラスからは大量のブラックベリー、ブルーベリージャム、スパイス、新皮を思わせるエスプレッソ香、グリルしたハーブなどが立ち上がってくる。その後、グラファイトやリコリスが続き、さらに複雑な層が加わって、驚異的に爆発して、口の中を覆ってしまうかのようなフィニッシュに到達する。 カルヴァリは目もくらむほどのパワーと、古典的な迫力を持っており、レフォスコという野性的な土着のブドウを、あらゆる意味において、これまで到達したことのないレベルにまで引き上げた。予想される飲み頃:2014-2026年」 |
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(2)Miani Friuli Colli Orientali Rosso 2011
ミアーニのコッリ・オリエンターリの赤はメルロー、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、そしてイタリア品種のタッツェレンゲがブレンドされています。年によって使われるブドウの比率は異なります。
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ミアーニ
ワイナート誌第13号「北イタリアを狙え」特集の巻頭を飾ったミアーニ。この特集は実質ミアーニを特集するためにあったといっても過言ではないでしょう。
ワイナート誌13号のコメントから
「15haのミアーニの畑から生まれるワインは、僅かに7300本しかない。 比較までに言うなら、同じく15haのシャンベルタン・クロード・ベーズ(世界で最も収穫量制限の厳しいはずのブルゴーニュ・グラン・クリュ)から生産されるワインは60000本である。この違いが判るだろうか。 もともと極端に凝縮した葡萄だが、それでも満足できない100hl分は、桶売りし、さらにその後、仕込んだワインの2割を選別除外してしまうという、すさまじい限りの完全主義・・・。 いつ入荷して、どこに行けば買えるのかさえ、尋常の努力では分からない。 簡単に買えないからと言って放棄するほどミアーニは半端な存在ではなく、またそれで諦める程度の情熱なら情けないではないか。ミアーニのないワイン人生など、もはや考えられるはずもないのだ。」 |
イタリア半島の付け根の東、スロヴェニアと接するフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州(名前にヴェネツィアとついていますが、有名な水の都ヴェネツィアは隣のヴェネト州にあります)で、最も高品質のワインを生み出すのがスロヴェニア国境と接するのがコッリ・オリエンターリ・デル・フリウリのエリアです。
ミアーニはここから産出されるのですが、とにかく凄まじいまでの収量制限で知られ、ワイナート誌では「もともと極端に凝縮した葡萄だが、それでも満足できない100hl分は、桶売りし、さらにその後、仕込んだワインの2割を選別除外してしまうという、すさまじい限りの完全主義」とあります。
ラベル、キャップ、液面(それぞれコルク下0.3センチ)の状態は良好です。