説明
現在カリフォルニアで最も優れたシャルドネの造り手を挙げるとしたらオベールしかないでしょう。ソノマやナパの各地の畑からテロワールを活かした素晴らしいシャルドネを造り続けています。どの畑でも、どのヴィンテージでもパーカーからハイスコアを献上されるのはスゴいとしか言いようがありません。
WA誌のコメント(95-97点) 「ロシアンリヴァーを見下ろす表土の薄い、火山性土壌のやや気温の高い場所にあるイーストサイド(もともとはウリセス・ヴァルデスとマーク・オベールのコラボレーション)は、台木に植えられたモンラッシェ・セレクションが持ち味だ。エレヴァージュには新しいフレンチ オークがたっぷりと使われるが、ノーズにはほのかにフュメの砕石のような特徴があるだけで、ワインの白桃とライムの香りをうまく引き立てている。2021年のシャルドネ・イーストサイドは、力強く余韻が長く、フルボディで芳醇だがしっかりとした造りで、印象的なストラクチャーを備えている。2020年は春の霜害で事実上収穫できなかったが、2021年にはブドウの木が復活し、1,400ケースが生産された」 |
Aubert
コルギンのワインメーカーをしていたマーク・オベールが独立して立ち上げたワイナリーです。2001年が最初のヴィンテージでしたが、いきなりパーカーが94点を献上し、超品薄ワインになりました。その後も評価は上がる一方で、値段もウナギ登り。キスラーやピーター・マイケル、マーカッシンらに並ぶ人気、実力と言っても過言ではありません。そしてカリフォルニアにおいてすらますます入手が困難になっています。
このAubertの読み方ですが、もともと彼はフランス人なので、フランス風に読めば「オベール」もしくは「オーベール」、英語風に読めば「オーベルト」と発音します。
ラベル、キャップ、液面(コルク下1.8センチ)の状態は良好です。