説明
まだデビューして5年目の新しいワイナリーですが、すでにアメリカではカルトワインの仲間入り。それもそのはず。シン・クア・ノンのマンフレッド・クランクル氏の息子が中心となって、シン・クア・ノンの畑のブドウとテクノロジーで造ったのですから当然です。
こちらはリリース2年目の辛口のロゼです。何しろ生産量がわずか75ケースしかない超レアアイテムです。パーカーのコメントは出ておりません。
Fingers Crossedのリリースノートから 我々のロゼはちょっと違っており、ハイブリッドというべきだろう。ピノ・ノアールや軽めのボディのグルナッシュに似ており、同時に白ワインのクオリティは製法が赤よりは白のやり方で造っている事による。マセラシオン発酵の間、ブドウの果皮がジュースに接して目を見張るようなハイビスカスやクランベリーの色を抽出する事を許した。しかしその後の発酵では果皮とジュースとの接触は避けた。果皮を切り離し、ゆっくりとバレル内で発酵させる。それは我々の白ワインの造り方だ。これがワインを美味に、複雑にそして興味深いものとする事を我々は知っている。 ミックスベリー、ブラウンスパイス、グラニースミスアップルを思い起こさせる。53%シラー、42%グルナッシュ、5%ムールヴェードルのブレンドで、ブルゴーニュで1年使用された樽の中で2年間熟成した。良質なものにおいては品質と生産量は両立しないという好例で、わずか903本(75ケース)しかない」 |
フィンガーズ・クロスド
カリフォルニアの最上のシラー、グルナッシュの造り手シン・クア・ノンを率いるマンフレッド・クランクル氏の息子ニコラス・クランクル氏が中心になって2017年ヴィンテージから始まった「FAETHM」(ファゾム)。シン・クア・ノンの優良畑のブドウを惜しげもなく使い、シン・クア・ノン流のテクノロジーで造り上げたワインはパーカーからグルナッシュに96点が献上されるなどいきなり高得点をゲット。造っているワインはシラー、グルナッシュ、辛口の白、そして2020年からのロゼです。
なお、デビュー・ヴィンテージではFAETHMがワイナリー名で、ワイン名がFingers Crossedでしたが、2年目よりワイナリー名をFingers Crossedに変更しました。
予約販売です。当社入荷は2024年3月頃を予定しています。