説明
現在カリフォルニアで最も優れたシャルドネの造り手を挙げるとしたらオベールしかないでしょう。ソノマやナパの各地の畑からテロワールを活かした素晴らしいシャルドネを造り続けています。どの畑でも、どのヴィンテージでもパーカーからハイスコアを献上されるのはスゴいとしか言いようがありません。
WA誌のコメント(96-98点) 「2021年シャルドネUV-SLは、ヴァルデス家が所有および管理している大部分がゴールドリッジ土壌の区画のブドウを使っている。UVは、2018 年に亡くなった、オベールに対する多大なブドウ園の協力者であったウリセス・ヴァルデスのイニシャルだ。この神酒の生産は2,000ケースあり、トーストしたヘーゼル ナッツ、白桃、柑橘類の皮のクラシックなノートがある。フルボディでリッチで贅沢でありながら、抑制されコントロールされており、シルキーな余韻の長さとエネルギーを備えている。オベールはオークについて「オークはパーフェクトだ。ヴァニラとクッキー生地を伴って飲み手にキスしていくよ」と説明している。ワインは間違いなく美味しく、今考えるとちょっと私の評点は辛かったかな」 |
Aubert
コルギンのワインメーカーをしていたマーク・オベールが独立して立ち上げたワイナリーです。2001年が最初のヴィンテージでしたが、いきなりパーカーが94点を献上し、超品薄ワインになりました。その後も評価は上がる一方で、値段もウナギ登り。キスラーやピーター・マイケル、マーカッシンらに並ぶ人気、実力と言っても過言ではありません。そしてカリフォルニアにおいてすらますます入手が困難になっています。
このAubertの読み方ですが、もともと彼はフランス人なので、フランス風に読めば「オベール」もしくは「オーベール」、英語風に読めば「オーベルト」と発音します。
ラベル、キャップ、液面(コルク下1.8センチ)の状態は良好です。