説明
現在カリフォルニアで最も優れたシャルドネの造り手を挙げるとしたらオベールしかないでしょう。ソノマやナパの各地の畑からテロワールを活かした素晴らしいシャルドネを造り続けています。どの畑でも、どのヴィンテージでもパーカーからハイスコアを献上されるのはスゴいとしか言いようがありません。2015年フラッグシップのローレンには100点が献上されました。
ローレン・ヴィンヤード(マーク・オベールの娘の名から来ている)は彼が最初に購入した畑で小石とゴールドリッチ土壌が混じっており、1999年に4つの異なるクローン(2種類のOld Wente、Mount Eden、Corton-Charlemagne)が植えられた畑です。2015年、2017年、2018年とこれまで3度のパーカー100点を生み出しています。
WA誌のコメント(100点) 「最初のタッチは閉じていて、若くて恥ずかしがり屋さんのような印象だが、すぐにパワーアップして、砕いた石、火の付いたマッチ、焼いたパン、レモングラスなどに重なって、グレープフルーツ、シトラスの皮、ゆず、ハチミツがけの洋なしなどの香りが強烈に現れる。味わいはきめ細かく、フレッシュでエレガントで、信じられないほど多層的で、きつく巻かれた層から、信じられないほどの奥行きと余韻の長さ、ミネラルの豊富さが垣間見える。さらに数年はセラーで寝かせてみると良いだろう。その後12年以上は楽しめる。」 |
Aubert
コルギンのワインメーカーをしていたマーク・オベールが独立して立ち上げたワイナリーです。2001年が最初のヴィンテージでしたが、いきなりパーカーが94点を献上し、超品薄ワインになりました。その後も評価は上がる一方で、値段もウナギ登り。キスラーやピーター・マイケル、マーカッシンらに並ぶ人気、実力と言っても過言ではありません。そしてカリフォルニアにおいてすらますます入手が困難になっています。
このAubertの読み方ですが、もともと彼はフランス人なので、フランス風に読めば「オベール」もしくは「オーベール」、英語風に読めば「オーベルト」と発音します。
ラベル、キャップ、液面(コルク下1.2センチ)の状態は良好です。