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The Third Twin [2018] Graciano

$335.99

ザ・サード・ツイン [2018] グラシアーノ

WA99点!リオハ原産の気難しいグラシアーノ種からできた世界最高レベルのワイン!

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商品コード: 230120-2 カテゴリー: , , タグ:

説明

リオハで使われる希少品種グラシアーノで奇跡のワインを造ったクランクル!

グラシアーノと言うブドウ品種をご存知でしょうか。主にスペインのリオハで栽培されている黒ブドウです。長期熟成向けのレセルヴァやグラン・レセルヴァ級の高級なリオハに補助的に使用されています。豊かな酸とアロマに富んでおり、メインで使われるテンプラニーリョに不足する要素を補う目的でブレンドされます。しかし歴史的にはあくまでも補助品種にとどまっていました。その理由はグラシアーノのが極めて気難しく、栽培に手間がかかり、希少で高価だからです。グラシアーノの出来は気候に大きく左右され歩留まりが悪いため、多くのブドウ農家からは敬遠されてきました。

そんなグラシアーノに注目して、カリフォルニアで造ってやろうと考えたのがシン・クア・ノンの総帥マンフレッド・クランクルです。彼は2010年に手に入れたロス・アラモスにある砂土壌の畑にグラシアーノを植え、この栽培が難しいが大きなポテンシャルを持つブドウで世界レベルのワインを造造ろうと目論んでいたのです。クランクルは0.53ヘクタールだけにグラシアーノを植えました。これは年産6000本と言われるロマネ・コンティの畑(1.84ヘクタール)の3分の1以下の広さでしかなく、本数で900本ほどです。

2014年がファーストヴィンテージで、2018年は5番目のヴィンテージとなりますが、その結果は下のワイン・アドヴォケイト誌のポイントを見れば明らかなように、クランクルの目論見通り、これまで誰も造ったことがない桁違いのグラシアーノを生み出すことに成功しました。大成功と言っても良いでしょう。

非常に惜しむらくはあまりにも畑が小さいため、毎年わずか60ケースくらいしか取れないことです。2018年は74ケースしかありません。

 

ザ・サード・ツイン

これはマンフレッド夫妻が2000年に購入したLos Alamos(サンタバーバラの北方で、シン・クア・ノンの旗艦でもあるEleven Confessions Vineyardからもほど近い場所)の新しい畑からの赤で、Sine Qua NonではなくThe Third Twinと名付けられてリリースされています。ワインはシン・クア・ノンお得意のローヌ系品種のブレンドであるNuestra Senora Del Tercer Gemelo「第3の双子の聖母」とこのグラシアーノの2種類だけをリリースしてます。The Third Twinの畑は砂質土壌で、砂質土壌にはブドウの樹の害虫であるフィロキセラが生存できないため、ブドウが自根で生育できる貴重な畑です。

WA誌のコメント(99点)
「私がこのグラシアーノ主体でごくわずかに造られるワインの5番目のヴィンテージを試飲した時、マンフレッド・クランクルは「グルナッシュと同じく、グラシアーノは熟すのが遅く、素晴らしいワインを造るには十分に熟していなければならない」と言った。
アラモスにあるサード・ツイン・ヴィンヤードは、エレインとマンフレッドが 2010 年に購入したほどよいの暖かさの土地だ。土壌はほぼ純粋な砂で、主にシラー、プティ・シラー、ムールヴェードルが植えられており、グラシアーノも少量植えられている。
2018年グラシアーノは、グラシアーノ 90%、プティ・シラー 5%、シラー 3%、ヴィオニエ 2% のブレンドで、全房発酵比率35%を採用し、新樽率33%のフレンチオークで27ヶ月熟成する。色は不透明な紫黒色で、クワの実、野生のブルーベリー、ラベンダー、フェンネル・シード、クローブ・オイルのコアの上に、レッドカラント、モレロ・チェリー、ザクロなどの挑発的なレッド・ベリーが最初に持ち上がる。加えてタバコの葉の香りもある。フルボディの味わいはレンガでできた家のような構造で、極めてしっかりとした美しく熟したタンニンと際立った骨格が特徴で、すさまじく濃縮した赤、黒、青の果実の層を下支えし、見事な余韻と大量のスパークするような香りで終わる。見事だよ[Stunning]。74ケースが作られ、2023年4月頃までにリリース予定」

 

ラベル、キャップ、液面(コルク下2.0センチ)の状態は良好です。

追加情報

重さ 1 kg