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Sine Qua Non [2020] White Wine Distenta II

$209.99

シン・クア・ノン [2020] ホワイト・ワイン・ディステンタ II
WA98点!ここ数年さらに完成度を高めているシン・クア・ノンの白 !

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商品コード: 230126-3W カテゴリー: , , タグ:

説明

シン・クア・ノンの白ワインの最新ヴィンテージのご案内です。

シラー、グルナッシュといったローヌ系品種の赤で有名なシン・クア・ノンですが、白ワインもリリースしています。ルーサンヌやヴィオニエといったローヌ系が中心ですが、シン・クア・ノンらしくシャルドネなどもブレンドしています。

2020年ヴィンテージはルーサンヌ 32%、ヴィオニエ 26%、シャルドネ 25%、ゲルバー・ムスカテラー 12%、プティ・マンサン 5%となっています。自社畑イレブン・コンフェッションズからのブドウを52%使用し、その他ザ・サード・ツイン 22%、クムラス 13%、ビエン・ナシード 13%のブドウが使われています。

シン・クア・ノンの白ワインはここ数年完成度を高めており、ワイン・アドヴォケイト誌から2018年が100点、2019年は99点、2020年は98点を献上されています。

ワイン・アドヴォケイト誌のコメント(98点)
「2020年白ワイン、ディステンタ II はその独特のスタイル、強烈なアロマ、パワフルな構造により、好き嫌いが別れる可能性はあるが、私はこの32%のマルサンヌ、26%ヴィオニエ、25%シャルドネ、12%ゲルバー・ムスカテラー 、5%プチ・マンセンのブレンドのワインを十分には飲んでいない。

ブドウはサンタバーバラ郡他から調達され、イレブン・コンフェッション・ヴィンヤード(52%)、サード・ツイン・エステート・ヴィンヤード(22%)、クラムス・エステート・ヴィンヤード(13%)およびビエン・ナシードのシャルドネ(13%)が含まれている。45%のフレンチオーク新樽、パンチオンとデミミュイの樽で約23か月熟成され、2022年8月に瓶詰めされた。ホワイトディステンタ II を飲むことは「オマカセ」のコースを食べるような体験で、ナチュラルで苦みのあるフェノールと花香から始まり、香水の香りに舞い上がり、デザートを思わせるハチミツで終わる、まさに予想外のことが連続する旅のようだ。

1日目にはワインは明るく野太さを感じたが、2日目はより細かいディテールのある新鮮で活気のある白となり、ワインがフォーカスを得たかのようだった。味わいは広大で贅沢なサテンである。その強力なスタイルと惜しげもない完熟度にもかかわらず、専門的に言えばアルコール度数は15.8%あり、ピリッとした酸のフォーカスを保持している。フィニッシュは特に独特で、香りのよいフルーツを補完するバタースコッチのタッチがあるが、アロマティックなブドウ品種と上品な新樽香の組み合わせはこの上もなくうまく機能している!

アロマティックで質感のある白のファンならできるだけ多くのボトルを購入して、今後10〜15年超の間にこのボトルのユニークな風味の熟成を確実に追えるようにすべきだろう。944ケースのみが造られた」

 

2018年までは毎年ワインの名前を変えていましたが、最近商標や著作権の問題が複雑化し、毎年違う名前をつけるのが困難になってしまったと言うことで、2018年からはDistentaという名前と番号にしています。2020年はDistenta IIになります。

シン・クア・ノン

カリフォルニアのみならず世界でも最上のシラー、グルナッシュ、ローヌ系白、ロゼ、デザートワインを造る伝説的なワイナリーと言えるでしょう。かつてはピノ・ノアールやシャルドネも造っていました(それらは現在では超お宝アイテムとしてオークションに出品されます)。オーナーでワインメーカーのマンフレッド・クランクル氏は鬼才という言葉がぴったりの人で、それほどワイン造りの経験があるわけではないのに、超高品質なワインを生み出しているのです。

クランクルが無名の頃に彼の造ったワインを飲んで驚いたロバート・パーカーは、ワイン・アドヴォケイト誌にシン・クア・ノンが掲載される前にクランクルに電話をし「大変なことになるからな」と告げたそうです。実際掲載日以降、クランクルの電話は鳴りっぱなしだったとか。

クランクルはSine Qua Non以外にもNext of Kyn、The Third Twin、Fingers Crossedといったワイナリーを展開しており、ローヌでは著名な生産者であるClos Saint Jeanの畑でシャトーヌフ・デュ・パプ「Chimere」を造るなど意欲的なワイン造りを進めています。

またグラシアーノ(スペイン原産)、トゥーリガ・ナシオナル(ポルトガル原産)といった世界的にはほどんど見向きもされないマイナー品種に注目し、そこから世界をアッと言わせる最高レベルのワインを生み出していることでも知られます。

ワイン名を毎年変える事ができなくなった

シン・クア・ノンを有名にしているのが毎年ワインの名前、ボトルデザイン、ラベルデザインがガラッと変わってしまうことで、一見しただけではどこのワインか全くわからないことが逆にシン・クア・ノンの特徴となっていました。通常は名前やラベルなどのブランドイメージを何とか確立しようとがんばるものですが、クランクルはそんな常識にはとらわれず、まるでアーティストのように毎年変えていました。しかも他のデザイナーに任せたりはせずクランクル自らが行い、彼にとってはワイン名を考える事、ボトルやラベルのデザインをすることはワイン造りと同じくらい重要なテーマでした。

ところが2016年頃から商標や著作権の問題が複雑化し、毎年違う名前をつけるのが困難になってしまいました。あまりに多くの名称がすでに登録済みとなってしまい、万が一にも名称でトラブったら訴訟に巻き込まれて金銭的な負担を負い、せっかく貼ったラベルを全て剥がさなくてはならないという最悪の事態すら想定されました。

そういうわけで2019年からは春リリースのワインはラテン語で「Unlabeled」を意味する「Distenta」と呼び、その後に番号をつけることにしました。また秋にリリースされる「Eleven Confessions Vineyard」のワインには名前を付ける事自体を止めてしまいました。ボトルの形も現在はほぼ一定です。それでもラベルのデザインは毎年変えています。

ラベル、キャップ、液面(コルク下1.8センチ)の状態は良好です。

【楽天最安値】 ¥72,000(2019年ヴィンテージ、2023/5/16)

追加情報

重さ 1 kg