説明
毎年違う名前とボトルデザインという奇抜なアイディアながら、毎年満点かそれに近い得点をとり続ける奇跡のカルト・ワインがシン・クア・ノン。そのシン・クア・ノンを率いるマンフレッド・クランクル氏が立ち上げた別プロジェクトです。
2007年がデビューヴィンテージで、そのワインに「No.1」と名前をつけ、毎年番号が上がっていくことになっています。2018年ヴィンテージは「No.12」です。ただしラベルデザインやボトル形状は毎年同じでシン・クア・ノンよりも保守的な指向です。
所有するCumulus Vineyard産のシラー、グルナッシュ、ムールヴェードルなどをブレンドして造られます。生産量はシン・クア・ノンよりもさらに少ない毎年125-400ケースほどしなかく、もちろん入手は至難の業です。
2018年のパーカーポイントは100点！デビュー以来毎年シン・クア・ノンと肩を並べる得点を献上され、米国内市場価格はシン・クア・ノンを上回っています。
| パーカーのコメント（100点） マンフレッド・クランクルはこのワインはそれまでのシラー主体のキュヴェから少々変えたと言った。 シラー47.7％、グルナッシュ21.3％、プティ・シラー21.3％、ムールヴェードル5.6％、プティ・マンセン2％の構成となっている。またブドウは全てワイナリー所有のクムラス畑から来ている。41％全房発酵を行い、34％フレンチオークの新樽（残りの樽は1-3年ものを使用）で32ヶ月間熟成された。 色は深いルビー／紫色で、カシス、ライラック、コーヒー豆、ドライミント、ブーケガルニのアロマがゆっくりと花開く。フルボディの味わいはパワフルだがエレガントで背後に隠された果実味は細かいタンニンとフレッシュな酸によってバランスされ、長いフィニッシュでの花のような香りを際立たせている。ボトリングは2021年5月6日で、2022年5月24日に試飲した。380ケースと222本のマグナムが生産され、トゥーリガ・ナシオナル1本を含む4本セットで販売される。 |
ラベル、キャップ、液面の状態は良好です。
