説明
1855年のメドックの格付けで、第1級に選ばれた4つのシャトーの中でも、筆頭と言われる銘酒中の銘酒。独特の香りと、柔らかな飲み口の繊細で優雅なワインはボルドーというより、フランスを代表するワインです。各国の宮中晩餐会でもよく指名されることでも有名。
管理人が最初にハマったのがこのラフィット。飲んだのは1980年代後半で、当時でも2万円はしたラフィットを自腹を切って飲み、そのシルキーでのどを滑り落ちるような飲み心地に感動しました(何年ビンテージなのかも全く覚えていませんが、まさか82年ということはないでしょう!?)
シャトー・ラフィット・ロートシルトは、ロバート・パーカーが世界の超一流ワイナリーを選び抜いた「世界の極上ワイン」に取り上げられましたので、こちらをご一読ください。「シャトー・ラフィット・ロートシルト 常に最上のシャトーである続けるボルドーの女王」
パーカーのコメント(91点) 「レギュラーボトル(750ml.)には1ダース以上失望したものだが、ようやくこの有名なワインに良いスコアを献上することができた。このマグナムはラフィットにしては驚くほど深い色をしており、甘く、カラメル、西洋スギ、鉛筆の香りがあり、リッチで、ミディアムボディ、スパイシーなフレーバーがあり、かなりのタンニンと、高い酸、長いフィニッシュもある。他のラフィットではオレンジ/イグサ系の色で、明るい色をして、細く、薄い香り、過度な酸があった。ものすごく長い間、1961年のラフィットはイチかバチかであったが、早期にボトリングされたものは、後のものよりも果実味が多いようだ。誰にも見分けることはできないが。」 ワインスペクテーターのコメント(94点) ボルドー 1961年 ★★★★★(最高評価) (ロバート・パーカー著 『 ボルドー 第4版』より) ボルドー 1961年 ★★★★★(最高評価) (M・ブロードベント著「ワイン・ヴィンテージ案内」より) 61年産のワインの特徴は、ごく濃い色、濃厚な香り、甘美味、凝縮された成分、良い肉づき、長寿を約束するタンニンと酸分。非常に長い後味。 なかには、ラトゥールのように、まだ飲めなくてこれからさらに、10-20年必要とするものもある。だがほとんどのものは今飲んでも馥郁たる味と香りが口のなかいっぱいになるはず。こうしためったにない年のワインを口に出来ることはこの世の幸せ。」
ボルドー 1961年 ★★★★★(最高評価) (M・ブロードベント著「ヴィンテージ・ワイン必携」より) シャトー・ラフィット |
ラベルに破れがありますので、右上の写真をクリックしてご確認ください。
液面はコルク下3.5センチで、コルク確認のため、ワイン商によりキャップ下部がカットされています。