Ch. Cos d’Estournel 1988

$189.99

パーカー87点 点数以上にパーカーが高評価を与えているヴィンテージ!

ボルドーはサン・テステフ村の格付け第2級のシャトーです。

在庫1個

商品コード: 190704-1-1b カテゴリー:

説明

ロバート・パーカー著 『BORDEAUX  ボルドー 第3版』 より
「ブリュノ・プラッツの心のこもった指導のもとで、コス・デストゥルネル(驚いたことに、コスはsを「ス」と発音するのだ)はサン=テステフのなかでは最高の評価を得るまでになった。1982年以降、ここのワインは次から次へと当たりが続いており、ほとんどのヴィンテージで、メドックで最上のワインを生産するのではないかと期待できる。

このシャトーは東洋風のパゴダのような外観で、ポイヤックとの村境のすぐ北、その著名な隣人ラフィット=ロートシルトを見下ろす丘の背にある。メドックものにしては珍しく、コスはブレンドに使うメルロの比率が高い(40%)ことと、新樽を使う比率が高い(60%から100%)ことで他と一線を画している。このメルロの比率はオー=メドックでは最も高い部類に入り、コス・デストゥルネルの最近のヴィンテージに目立つ、肉付きのよい、豊かな舌触りという個性を生み出している。

経営者であり所有者でもあるブリュノ・プラッツは、新しいワイン技術を取り入れることに関しては前衛的だ。このシャトーは、ボルドーのメジャーなシャトーのなかでは数少ない、樽熟成の前と瓶詰め前の2度濾過(ろか)処理することを金科玉条としているシャトーのひとつである。ただし、プラッツは考え直そうとしているのかもしれない。1989年の瓶詰めの前には2度目の濾過処理を省略する決定をしている。その成果はおのずと明らかである。 1950年代、1960年代とモンローズの後塵を拝してきたコス・デストゥルネルは、1980年代に入ってボルドーで最も人気の高いワインのひとつとなったのである。コス・デストゥルネルは、たとえば1993年、1992年、1991年といった難のあるヴィンテージで特に成功してきたことにも注目しておきたい。

 

パーカーのコメント(87点)
「1888年はエキゾチックなスパイスとブラックフルーツの魅惑的なブーケがある。若い時は恐ろしくタニックだったが、熟成が進み、柔らかくなって魅力と訴求力を増している。
色は依然として濃いルビー/紫色で、若干の経年の兆候は見られるものの、このミディアムボディで、わずかに禁欲的なワインは良好なカシスのフルーツ味、秀逸な純度を持ち、エレガントでクラッシックなスタイルである。」

 

ラベル、液面(コルク下1.0センチ)、キャップとも状態は良好です。

追加情報

重さ 1 kg