説明
サッポロビールの経営下で生まれた優雅なボルドースタイルのワイン「オロッパス」!
ワイン名のOroppasが、当時ワイナリーを買収していたサッポロビールの社名を反対から読んだものという逸話が有名です(下記ワイナート記事参照)。現在はベリンジャー・ブラス・グループに経営は移っていますが、高級ボルドースタイルのワインとして評価を確立したオロッパスの名前はそのまま使用されています。


ワインの質はブドウの質で決定される。毎年をいいワイン年にする完全主義者
セント・クレメント (ワイナート第1号「カリフォルニア・スーパー・ワイナリー」より)
「「本当はうちのワイナリーの名前はサンシャイン・フルーツ・カンパニーと言うほうがいいと思うな」。ワイン・メーカーのデニス・ジョーンズの話はいつもおもしろい。有名なのは、今回力ベルネ・ブレンド部門で高得点を篠得した「オロッパス」が生まれたときの命名の逸話だ。日本のサッポロがこの120年もの歴史を持つ小さな高級ワイナリーを1987年に買収したのち、ボルドー・ブレンド・タイプの赤ワインを作ることになったが、名前が決まらない。
デニスは「オロッパス」と提案した。サッポロは「どういう意味だい?」ときく。彼は「ギリシャにある島の名前さ」と答え、それが採用された。後日、彼はサッポロに電話する。「まだわかんないかな?」「何が?」「OROPPASだよ、逆に読んでみてよ!」。
しかし「サンシャイン・フルーツ・カンパニー」の意味は、セント・クレメントのワインを味わってみればすぐにわかる。ブラインド・テイスティングにおいても全ワイナリー中ただ一つ、「オロッパス1995」の95点を筆頭として各品種のエントリー・ワインのすべてが高得点以上という素晴らしい結果を残しているが、それらは熟した果実の生き生きした力に満ちあふれていることを共通点としている。
「ペトリュースはそりゃ最高のワインだよ。でもあそこは10年に一回しかブドウが完熟しないじゃないか。うちはそんなことないね。」デニスはずいぶんと思い切ったことを言う。「よく、いい年とか悪い年とか言うけど、私にはそれはブドウをよく見ていない人のための言葉に聞こえるな。つまりいい年とは、能力のない奴がろくでもない仕事をしてもそれなりのワインができる年、という意味なのさ。私のワインはその年の美点をそのままに引き出しているという点で毎年いいワインだよ」。
「たとえばソーヴィニヨン・プランの話で、未熟なブドウや過熟のブドウを混ぜることで複雑さを出すとか言うけど、それはいつ収穫するか判断できない奴の言い訳だね。自分に言わせれば、ブドウを収穫するポイントは厳密にただ一点、完熟の時だけさ」。
デニスのブドウにかける情熱は徹底している。あちこちに広がる畑のロットは全て自分で味見して収穫日を決める。自社畑でまかなえない分は常に誰よりも高い値で最高品質のブドウのみを手に入れる。だからたとえばカベルネ・ソーヴィニヨンはスタグリンやスポッツウッドといった第一級の畑から供給を受けることができる。そして醸造・熟成の全作業は彼とたった3人のアシスタントで完全主義的に行なわれる。
「ワインは官能的快楽のためにあると思う。うちのワインはすぐに売り切れてしまうから値段を上げろと言われるけどね、より広い層にその楽しみを味わって欲しいから、値段はできるだけ低くしておきたいんだ」。
もっと注目されるぺきワイナリーである 。」
ラベル、キャップ、液面(コルク下1.4センチ)の状態も良好です。







