説明
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神の雫「第六の使徒」!
神の雫、第6の使徒は神咲雫が選んだ「ルチアーノ・サンドローネ・バローロ・カンヌビ・ボスキス2001年」でした。また世界の評論家たちも、パーカー95+点、スペクテーター95点、ステファン・タンザー97点、と軒並み高得点を献上したヴィンテージです。
第6の使徒、「人間の”本当の優しさ”というものを俺に教えてくれた」
雫 「なんというワインだ。あまりにも複雑であまりにも難解。近づき方を間違えれば、なんの変哲もない単純な液体にさえ思える。
俺は今逡巡している。どこに向かっていいのかわからないままただ前に進もうとあがき続けているんだ。
あれは--- 未明の漆黒がかすかに青色を帯びながら明けてゆく。その刹那の厳かな光明・・・・引き寄せられる--- 人として歩むべき道が宇宙の偉大なる意思の下に確かに続いているのを感じる。
おお・・・・あなたは--- なんと気高く、そして慈愛に満ちている・・・・・謎めいたその頬に触れてもいいですか・・・・・温かくもなく冷たくもない、ただ触れている指先があなたの一部のように感じる。何も語らず何ものも注視せず--- あなたはいったい何を黙示しているのですか?
最初に感じたのは遠峰が表現したのと寸分違わない漆黒の闇だった。ともすれば優しく近づきやすくさえ感じる華やかな香りと奥底に潜む難解な哲学性が見せた幻影だろう。
俺は戸惑いながらワインを口元に運んだ。そのひと口を含み舌で味わい喉を潤した瞬間から俺は微かな光が誘う一点へと向かい始めた。そこに待っていたのは何ものにも喩えられない・・・・・強いて言えば宇宙の理のような感覚。弥勒菩薩半跏思惟像。」
ロベール 「それで終わりか?」
雫 「いや、ここから先に感じたことこそが親父が俺に伝えたかったものだと思う。ようやくわかったんだ。最初に感じた孤独は--- 旅立ちの切なさ、心細さだったんだ。たった独り誰にも頼らず歩み出したときのあのどうしようもない焦燥感。簡単なようでいて容易く前に進めないその焦りと戸惑い。
俺は今強く感じているよ。自分がどうしてここにいられるのか。迷いながらも前に進む気力を持ち続けていられるのか。総ては父や母を始めとする、成長する俺を--- 見守り慈しんでくれた人たちのおかげなんだってことをね。
このワインは半生を振り返って初めて気づく---人間の”本当の優しさ”というものを俺に教えてくれた。」
ルチアーノ・サンドローネ (ロバート・パーカー著 「世界の極上ワイン」から)
「バローロの並外れた生産者であるルチアーノ・サンドローネと彼の妻は、1977年に生まれ育ったバローロ村の外にある小さな区画を購入する前は、マルケージ・ディ・バローロで働いていた。彼らのワインは、1982 年と1985年のヴィンテージによってすぐにカルト・ワインとなった。
その後、彼らは私がこれまでにバローロにつけた初の100点満点にふさわしいワイン、1990年をつくった。ブドウ畑では細部にまで、ワイナリーではすべての段階にまで注意が払われており、その結果、ワインは、進歩派と伝統派双方に敬意を表したハイブリッドな作品となっている。当然のことだが、サンドローネは白分のブドウ畑を理解している。カンヌビ・ボスキスは、南東面のすばらしい場所にあり、並外れている。
また、彼のレ・ヴィーニュも最上のバローロの畑で、それほど知られてはいないが、格別なワインを生み出すことができる。これらのワインは、力強さとエレガンスがまとまったネッビオーロの並外れた表現である。」

| ステファン・タンザーのコメント(97点) 「濃いルビー/赤色。赤や黒のフルーツ、リコリス、スモーキーなオークなどの奥行きのあるピュアなアロマがある。素晴らしく甘く、深く、極めて黒い果実と樟脳のフレーバーもある。継ぎ目がなく、複雑。遅い立ち上がりと、口の中を覆うようなフィニッシュがあり、極めて細かいタンニンを感じさせることからも、現在でもベストの飲み頃であろう。この素晴らしいヴィンテージでも、私が最も早くから入れ込んでいるワインである。これは鋼鉄の果実である」 |
ラベル、キャップ、液面(コルク下0.8センチ)の状態は良好です。





