Leroy 1972 Savigny-les-Beaune 1er Cru Les Serpentieres Tastevinage

$999.99

ルロワ 1972 サヴィニー・レ・ボーヌ・1er クリュ・レ・セルパンティエール・タストヴィナージュ(ブルゴーニュ利き酒騎士団ラベル)

生きる伝説ルロワの古酒、最上ワインを示す利き酒騎士団ラベル品!

在庫2個

商品コード: 241118-2 カテゴリー:

説明

生きる伝説ルロワの利き酒騎士団ラベル品!

ルロワ社は 1868年にムルソーに近い小さい村、オークセイ デュレスに創設されました。

販売用としては熟成されたブルゴーニュワイン最大のコレクションを持っていることで有名で、そのストックは1622年に造られた最も古いカーヴの他、数ヶ所に約200万本が眠っていると言われています。醸造学者のジャック・ピュイセ氏がルロワのセラーを見て「ここはワインのルーブルだ!ブドウ畑と彼等の語る言葉に囲まれた文化だ」と賞賛したことは有名です。

完璧主義者のラルー・ビーズ・ルロワは、ストックする古酒は、飲み頃になったと判断するまで出荷せず、年に2~3回、自分でテイスティングして、飲み頃になったと思うものから順にリリースすると言われています。

今回のワインはルロワのワインで利き酒騎士団ラベル品が貼られたものです。元々並の生産者とは別格のワインを生み出すルロワが利き酒騎士団に提出し、250名の審査員のお墨付きを得たワインなので一層の高品質と言えるでしょう。

シュヴァリエ・ド・タストヴァン(利き酒騎士団)とは?

「ブルゴーニュ利き酒騎士団」(シュバリエ・ド・タストヴァン)はブルゴーニュで1934年に設立された国際的に知られている大規模なワインソサエティーです。こに騎士団は主にブルゴーニュワインの価値向上を目的に設立されました。主な活動としてブルゴーニュワインの試飲を行い、優秀なブルゴーニュワインに「タストヴィナージュ」という称号を与えています。試飲会は年に2回、シャトー・デュ・クロ・ド・ヴージョで開催され春に赤ワイン、秋に白ワイン/泡/ボジョレーが審査されます。

審査会では騎士団の会員(シュバリエ)から250人以上が鑑定人として招集され、ブラインド(目隠し)試飲を行います。そしてアペラシオンとヴィンテージ名称と特徴を備えていると認められたワインのみに「タストヴィナージュ」と言うお墨付きを与え、その証としてエチケット(ラベル)に騎士会の緑の紋章を付けることが許されます。タストヴィナージュのラベルを持つワインは鑑定人の厳しい審査をパスしたワインなので品質の証となるわけです。

現在騎士団の会員数は全世界で約10,000人、日本にも150名ほどのシュバリエがいます。会員2名からの推薦によって、審査の上、任命式を経て任命されます。

サヴィニー・レ・ボーヌでも例外的に濃厚で果実味の強いルロワ

ブルゴーニュワインの大家であるマット・クレイマー氏はサヴィニー・レ・ボーヌのルロワのワインについて

ういうわけかこのネゴシアンがつくるサヴィニは、きわめて濃厚で果実味がつよく、ほかのものと感じがちがう。ビーズ=ルロワ夫人はいったいどこからこういうワインをみつけてくるのだろうか1985年のマルコネは、力づよくチョコレートのようで、サヴィニとは思えないほど濃厚でありながら、なお優雅という、いまも味わいの記憶がこだましてくるようなワインだった。このほかでは、とくにセルパンティエールは、作柄と畑にもよるが同様の豊かさをもっている」

サヴィニィ・レ・ボーヌの1級畑レ・セルパンティエール

またクレーマー氏はこのレ・セルパンティエールについては

「この愉快な地名の語源については議論がわかれるようだ(セルパンはヘビの意)。ぶどう畑にヘビがでるからだという説があるいっぽう、『バーガンディ』のなかでアントニー・ハンス
ンは「オー・セルパンティエールの名は、この特定の畑にへビがでるからではなく、多くの所有者のために地境がうねうねと曲がりくねっていることからきた」と記している。わたしとしてはヘビ説に与したい。
サヴィニの一級のなかでもっとも熱烈で香りたかく、しかしうつろいやすい魂をもつのがセルパンティエールである。 このワインの色調や重さだけでは、味わいに強大な力がこもっていることなど思いもよらない。ほどよい深紅の色と軽い 舌触りとに心なごむのもつかのま、口のなかには果実味がかたく凝りかたまって、追えども逃げない心地がすることだろ う(だからヘビなのか)。一級のなかではひときわ高い品格をもつが、テロワールのきつさももてあますほどで、これを地元のひとはワインに「火」があるという。畑は真南を向き、 砂利がちである」

「サヴィニィ・レ・ボーヌ村」のワインは 単純にひとくくりに出来ません。 何故なら村の真ん中を村落とブドウ畑を二分するよ うに「ロアン川」が西から東に流れ、その右岸(南のボーヌ側)と左岸(北のコルトンの丘側)では ワインのキャラクターが微妙に違います。

そしてレ・セルパンティエールという面積12.34 haの1級畑は、左岸、つまりコルトンの丘 側の標高260~280メートルに位置する、真南向きの日照 抜群の区画になります。しかもブドウの生育を妨げる寒い北風は 丘上の「シュノーヴの森」がしっかりと防御し、それに 「ロアン川」に沿って吹く微風がカビの発生などを防止 するという素晴らしいテロワールのプルミエ・クリュ(1級畑)です。さらに土壌は粗い砂利質の基盤に鉄分を含 んだ石灰岩質の表土と水はけにも恵まれています。

ラベル、キャップ、液面(コルク下0.8センチ)の状態は良好です。

追加情報

重さ 1 kg