Peter Michael Chardonnay Ma Belle-Fille 2017

ピーター・マイケル 2017 シャルドネ・マ・ベル・フィーユ

パーカー98+点 ピーター・マイケルのシャルドネ最新作は傑作だ!

毎年素晴らしいワインを作り続けるピーター・マイケルですが、その名声はとどまるところを知らず、近年はパーカー100点を連発するようになって入手が難しくなる一方です。例えば2015年から3年連続で100点を献上されているフラッグシップのシャルドネ・ポイント・ルージュの市場価格は500ドル近くします。

マ・ベル・フィーユ
マ・ベル・フィーユはピーター・マイケルの他シャルドネ(ベルコートやラ・キャリエール)よりも標高の高い、海抜520m~580mの東南/南向き斜面に広がるやや冷涼な区画です。2017年はWA誌で98+点を献上され、ピーター・マイケルでも傑作のひとつとなりました。

ピーター・マイケルのシャルドネはテロワールと共にどのクローンを植えるかも重視されており、各クローンを巧みにミックスしてテロワールの個性を最大限に引き出す組み合わせが考えられています。

例えばキャリエールの構成がディジョン60%、ハイド14%、シー14%、ベルコートではシー33%、オールド・ウェンテ(ハイド系)33%、リュード33%になっています。一方このマ・ベル・フィーユはカレラ30%、マウントエデン10%、ハドソン30%、ハイド30%です。

発酵は100%土着の自然酵母に委ねられ、シュールリーを伴う樽熟成ではブルゴーニュ・グランクリュ仕様のフレンチオークを100%使用。(新樽比率100%)無清澄・無濾過で行われます。

ピーター・マイケル
英国でのビジネスの成功により英国経済の繁栄に寄与した功績を称え、1989年に「Sir」の称号を受けたピーター・マイケルは、 その7年前の1982年に家族と共にカリフォルニアに渡り、カリストガ北のナイツ・ヴァレーにワイナリーを建設しました。 ナイツ・ヴァレー唯一のワイナリーで、周りの山肌の斜面に畑を開墾し、マウンテン・グレープからフランスの伝統的な手法を使い、手工業的なシングルヴィンヤードのワインを造っています。

初代のワインメーカーであるヘレン・ターリー女史から影響を受けた醸造家ニコラス・モルレはシャンパーニュの家族経営ドメーヌの5代目で、 ブルゴーニュやボルドーでのワイン醸造の経験を基にピーターの目指す「パワーよりもエレガント」なスタイルのワインを造ります。 少量生産のワインはカリフォルニアの貴重な銘醸ワインとして世界中で高く評価されています。

 

パーカーのコメント(98+点)
「2017年シャルドネ・マ・ベル・フィーユは子犬が喜んで飛び跳ねているようなエネルギーをグラスから感じ、アプリコットのタルト、ハチミツのトースト、ショウガ風味のクッキー、レモンカスタードのハッキリとした香りと、暖めた洋ナシ、アップルパイ、オールスパイスなどを感じるコア部分、加えて蜜ロウのヒントもある。フルボディで味わいは素晴らしくクリーミーで贅沢、たくさんのスパイシーなアクセントを石を思わせるフルーツの層が支え、フィニッシュでのフレッシュさとミネラルもスゴい。1802ケースの生産。

ワインメーカーのニック・モレ氏によると、2019年の大規模な山火事はピーター・マイケルのワイナリーのすぐ近くまで迫ったと言う。
 「フェンスのすぐ向こうまで火が来た。ブドウの樹の被害はなかったが、本当にすぐ近くだった」
翻ってワインについて彼が語るところでは
 「パワフルでエレガントなワインが好みさ。2018年はその通りのワインだった。特に熟成させるには最高のヴィンテージ。20年は持つのは間違いない」
私は2018年のワインを全てバレル試飲したが、これらは2020年2月に瓶詰めされた。
 「2017年は2018年よりさらに快楽主義的ヴィンテージだ。熱波が来てもピーター・マイケルの畑は標高が高いのでへっちゃらさ。それでも気をつけなくちゃいけないことはたくさんある。灌漑とか日よけとかね。2017年はエレガンスが素晴らしいので気に入っているが、多分2018年よりも華やかなワインだろう」
モレ氏は2017年のセミヨン種は出来に満足できなかったので格落ちさせた。そのためCoeur et Coeurは生産されなかった。」

 

ラベル、キャップ、液面(コルク下0.3センチ)の状態は良好です。

$189.99