メルマガ番外編 (2003年1月)
   
管理人が選ぶ2002年ベストワイン!
2002年も様々なワインを飲みましたが、その中から素晴らしいと思ったワインベスト5を発表します。
       
  第1位  
Brewer-Clifton Chardonnay Sweeny Canyon 2001
 

2002年のナンバーワンは文句なくこのブリューワー・クリフトンのシャルドネです。

白ワインは赤に比べると、どうしても個性のバリエーションが少ないというか、奥深さで赤ワインに比べると見劣りする部分があると思っていたのですが、 初めてこのSweeeny Canyonを飲んだとき、感動を覚えました。新鮮で濃厚なフルーツの香り、15.9%という高いアルコール度数とはとても思えないスムーズな喉ごし。これまで シャルドネというとどんなに高評価でも、飲んで感動した経験というのはあまりないのですが、このシャルドネは別世界でした。 そういうワインに出会えたことを感謝したいです。

以来いろんな人にこのワインを飲んで欲しいなと思うようになりました。特にドイツ系の甘口白ワインが好きという方(自分も最初はそうでした)には、辛口白ワインの美味しさを認識できる、大げさにいうとワイン観が変わるほどの1本ではないかと思っています。

2000年はパーカー94点でしたが、さらにデキがいいという2001年はいったい何点が付くことやら。末恐ろしいワインです。わずか192ケースしか作られていません。

 
       
  第2位   第3位
Turley Cellars
Petite Syrah Hayne Vineyard 2000
Melville Pinot Noir Carrie's 2001
 

あのオーストラリアのGrangeよりも美味しいと思いました。

柔らかく、豊かなタンニン、素晴らしいベリー系の香り。現時点でも十分すぎるほど美味しいのですが、さらに将来性をものすごく感じさせてくれるワインです。「このワインが十分な熟成を経たらいったいどれほど官能的な味になるんだろう・・・」今すぐ飲むにはもったいなさすぎるワインでした。

残念ながら現在在庫がありません。あのときもっと買っていれば良かったなあと思わずにはいられないワインです。

 

グレッグ・ブリューワがワインメーカーということで話題のMelville。ブリューワー・クリフトン同様、ピノ・ノワールがすばらしいのですが、今秋スモールロットシリーズということで特別な単一畑ピノ・ノアール3種がリリースされました。二日間にわたってその3種類「High Density」、「Clone 115-Indigene」、「Carrie's」を飲みましたが、その中でもこの「Carrie's」がダントツに美味しかったです。

非常にコクのある芳醇な味わいで印象に残る味わいです。翌日になってもまだ香りを発散し続け、しかも味わいは一段とまろやかになっていました。生産量はわずか400ケースです。

         
  第4位 第5位  
Ch. Latour 1994
HdV Chardonnay Carneros 2000
 

唯一アメリカ以外からのランキング。さすがはフランスの誇る名門シャトー。94年という年は良くもなく悪くもないといった平均的な年ですが、それでも素晴らしい。

もともと力強さを身上とするワインですが、94年はソフトな舌触り、優しさ、なめらかさを感じました。アメリカとはひと味違う伝統の美味しさといったら言い過ぎでしょうか?

 

HdVは今年がファーストビンテージの新しいワイナリーです。Hとはナパバレーですばらしいブドウを提供し続けている栽培農家Hyde家、一方dVはブルゴーニュでロマネ・コンティの共同経営者として知られるde Villaine家のことで、両家のジョイントベンチャーとして誕生したワインです。Hyde家のシャルドネはKistler、Patz & Hall、Rameyなどのそうそうたるワイナリーにこれまで供給されていたものです。

このシャルドネはブルゴーニュスタイルのとてもクリスピーで力強い酒質を持っています。生産量は1500ケース。